ディスプレイ広告

【最新版】GoogleとYahooディスプレイ広告のバナーサイズ一覧!

    「ディスプレイ広告を出したいけど、サイズ規定についていまいちわからない、、」「どんなサイズのアセットを準備したらいいんだろう、、」などお悩みの方が、本記事にたどり着いていただいたと思います。ディスプレイ広告を出稿するにあたって、サイズだけではなく、その他の規定も厳守する必要があります。本記事では、Google/Yahooディスプレイ広告の入稿規定、注意すべきポイントまで網羅的にわかりやすく解説しています。また、free web hopeではCX(顧客体験)とデータサイエンスを広告戦略に組み込みんだ広告運用支援を行なっております。「ディスプレイ広告を出したいけど、バナーの作成に時間がかかる、、」「バナー制作と運用を一貫して依頼したい!」という場合は、一度free web hopeへご相談ください。(なお、左下のバーからお問合せフォームを送信ください)

    Googleディスプレイ広告(GDN)の入稿規定

    ここでは、Googleディスプレイ広告の入稿規定を一覧表としてまとめました。ぜひクリエイティブ作成時、設定時にお役立てください。

    バナーサイズに関する規定【画像広告編】

    ここでは画像広告における、通常のディスプレイ広告とレスポンシブディスプレイ広告のバナーサイズに関する規定を一覧にして紹介します。ぜひご参考ください。

    Google ディスプレイ広告|画像サイズ

    Googleでは、オススメの画像サイズとして以下の5つのサイズを挙げています。

    • 300×250
    • 728×90
    • 160×600
    • 320×50
    • 300×600

    「どんなサイズにしたらいいかさっぱり、、」というお悩みの場合は、まずは推奨されている5つのサイズを用意すると良いでしょう。

    Googleレスポンシブディスプレイ広告|画像サイズ

    レスポンシブディスプレイ広告とは、広告が表示される場所に応じて、自動的にレイアウトやサイズを調整してくれる広告形式です。これにより、Webサイトやアプリ、YouTube、Gmailなど、さまざまなプラットフォームに最適な形で広告が掲載されます。メリットとしては、多くのサイズのバナーを作成する手間や時間が省けるだけではなく、AIがユーザーの検索キーワードを関連づけた広告を自動生成してくれます。なお、Googleディスプレイ広告では、レスポンシブディスプレイ広告がデフォルト設定となっています。

    【関連記事】

    【疑問解消】レスポンシブ広告でCV率アップ?設定方法やメリットまで紹介

    なお、Googleの画像広告(イメージ広告)を利用するにあたり、規定されている要件に従う必要があります。特に、容量ファイルの上限は5,120KBとなっていたり、伝えたい情報は画像の中央 80% の範囲内に配置する、などありますので留置しておきましょう。

    参考:画像アセットのフォーマットの要件ー Google広告ポリシーヘルプ

    バナーサイズに関する規定【動画広告編】

    ここでは動画広告における、レスポンシブディスプレイ広告のバナーサイズに関する規定を一覧にして紹介します。ただ、GDNの動画広告においては、レスポンシブディスプレイ広告のみとなっており、通常のディスプレイ広告は使用できません。

    Google レスポンシブディスプレイ広告|動画のサイズ

    また、ファイル形式や再生時間などの細かい設定はYoutube動画の規定によりますので、別途確認が必要です。なお、画像広告と動画広告ともに必要なアセットは同じで、クリエイティブの他に以下を準備しなければなりません。

    • 広告見出し / タイトル(半角30字まで(最大5個)
    • 長い広告見出し(半角90字まで(最大5個)
    • 説明文(半角90字まで(最大5個)
    • 会社名 / 主体者表記(半角25字まで)

    Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)の画像・動画サイズガイド

    続いて、Yahoo!ディスプレイ広告の画像・動画サイズについて紹介していきます。GDNとは少々異なる部分がありますので、GDNとYDAで迷っている方は、両方の違いを押さえておくと良いでしょう。

    バナーサイズの基準【画像広告編】

    Yahoo!ディスプレイ広告|画像サイズ

    レスポンシブディスプレイ広告|画像サイズ

    なお、分かりやすい違いとしては画像に関する要件にあります。最大ファイルサイズはGDNでは5,120KBとなっていましたが、YDAでは300KB以内となっています。上限を越してしまうとエラーとなってしまうので事前に圧縮しておきましょう。

    バナーサイズの基準【動画広告編】

    まず、YDAは、自社運用を前提とした「運用型」と広告代理店経由での運用の「予約型」があります。残念ながら、動画を利用した広告に関しては予約型を利用している場合しか使用できませんので、「準部万端だったのに動画広告が自社運用じゃ使えない!」とならないようにここで覚えておきましょう。

    Yahoo!広告|動画サイズ

    参考:レスポンシブ(画像)-運用型 ー Yahoo!広告ヘルプ

    参考:バナー(画像)-運用型 ー Yahoo!広告ヘルプ

    なお、YDAのレスポンシブディスプレイ広告における必要なアセットは以下の通りです。こちらもGDNとは少々数字が違っていますので、確認しておきましょう。

    • 広告見出し / タイトル(半角20字まで(最大5個)
    • 説明文(半角90字まで(最大5個)
    • 会社名 / 主体者表記(半角20字まで)

    Googleデマンドジェネレーション(ファインド)広告の画像・動画サイズガイド

    Google広告では、2023年からデマンドジェネレーション(ファインド)広告というディスプレイ広告の配信形式が発表されました。A Iを活用し、ユーザーの検索意図や興味関心に基づいて、視覚的に訴求力のある広告を、YouTube ショートを含む YouTube、Discover、Gmail、などに配信できます。本記事はサイズ規定を紹介する目的なので、デマンドジェネレーション広告に関する概要などは触れませんが、詳しく知りたい方は以下の記事をあわせて読んでいただけると理解が深まるかと思います。

    デマンドジェネレーション広告|画像サイズ

    デマンドジェネレーション広告|動画サイズ

    参考:デマンド ジェネレーション キャンペーンのアセットの仕様とベスト プラクティス ー Google広告ポリシーヘルプ

    なお、必要となるアセットは画像広告と動画広告とも同じく、以下となっています。

    • 広告見出し / タイトル(半角30字まで(最大5個)
    • 長い広告見出し(半角90字まで(最大5個)
    • 説明文(半角90字まで(最大5個)
    • 会社名 / 主体者表記(半角25字まで)

    Googleディスプレイ広告(GDN)で効果を高めるデザインのコツ

    「バナーサイズについて理解したけど、肝心のデザインはどうしたらいい?」と思われている方も少なくはないと思います。そこで、ここではディスプレイ広告で効果を高めるためのデザインのコツを簡単に紹介していきます。なお、free web hopeではターゲットオーディエンスの分析を踏まえた上で、オーディエンスと「コミュニケーション」をとるデザインを意識したクリエイティブ制作も行なっております。制作から広告運用まで部分的、または一貫したサポートをご希望の方は一度弊社にご相談ください。(なお、左下のボタンからお問い合わせいただけます)

    1. 「シンプル」に「インパクト」を出す
    2. CTAボタンを設置する
    3. ブランドロゴを配置する
    4. 適切な色選びをする

    1. 「シンプル」に「インパクト」出す

    複雑すぎるデザインは目立ちにくく、伝えたいメッセージが埋もれてしまいます。広告のスペースが限られているため、伝えたいメッセージは一つに絞り、ユーザーが瞬時に情報処理できるようにしましょう。また、ユーザーの印象に残るようなユニークなデザインを使用すると、同じユーザーにもう一回広告が表示されたときも「あ、このブランド見たことある」と自然と認知されるようになります。

    2. CTAボタンの設置

    CTA(Call to Action)ボタンとは、「今すぐ購入」「詳細を見る」などのユーザーに何らかの行動を促すボタンのことです。目を引く色と大きさでデザイン、ユーザーが次に何をすべきかをはっきりと伝える文言などを使って工夫しましょう。

    3. ブランドを強調

    自社ブランドのロゴももちろん忘れてはいけません。画像内で自社のロゴをしっかりと表示し、広告がブランドに紐づいていることをユーザーに認識させましょう。また、一貫したブランドカラーやフォントを使って、視覚的に統一されたブランドイメージを保つことも大切です。

    4. 適切な色選びをする

    デザインで一番重要と言っても過言ではないのが「配色」です。色は商品やブランドの印象を決定づけるだけでなく、人々の感情や行動にも大きな影響を与えます。色は顧客の購買意欲にも影響を与える力を持っており、マーケティングにおいて大きな役目を果たします。

    たとえば、以下のような効果があります:

    • :情熱や緊急性、エネルギーを象徴。視覚的に最も注目を集めやすく、アクションを促す場面で効果的(例:セール告知やCTAボタン)。
    • :信頼や安定感、冷静さを表現。ビジネスや金融、保険など信頼性が重要な業界で多々使用される
    • :自然や成長、健康のイメージ。エコロジーやウェルネス、健康関連のブランドに適しており、安心感を与える。
    • 黄色:楽観や幸せ、注意を喚起。ポジティブで明るい印象を与えるが、過度な使用はストレスを与えてしまう場合もあり
    • :高級感、洗練された印象を与える。高級ブランドやシンプルでモダンなデザインでよく使われる

    ブランドカラーを加味した上で、広告によってターゲットオーディエンスにどのような感情を与えたいか、どのようなアクションをとってもらいたいか、などを考え戦略的に色選びを行いましょう。

    Googleディスプレイ広告(GDN)の作成・入稿時に気をつけるべきポイント

    Googleディスプレイ広告は、広範囲なオーディエンスの「目」にアプローチできるため、ビジュアルが「命」商品のデジタルマーケティングにおいて効果を発揮します。ただ、広告を作成する際には、いくつかの注意点を事前に押さえておく必要があります。ここでは、特に注意すべき以下のポイントを解説していますので、一緒に確認していきましょう。

    1. 画像内のテキストは20%以下に抑える
    2. 画像フォーマットの要件を厳守する
    3. 過剰な広告表現は避ける
    4. 法律に抵触しない広告文を作成する

    1. 画像内のテキストは20%以下に抑える

    特に気をつけたいポイントは、「画像内のテキストの割合を画像面積の20%以下に抑える」ことです。Google広告では以下のように定めらられており、規定に反する広告はそもそも許可が降りないので注意しましょう。

    以下は許可されません。
    テキスト(テキスト入りのロゴを含む)が画像の面積の 20% 超を占めている
    アニメーション画像(GIF アニメーションなど)
    引用:レスポンシブ広告の要件 ー Google広告ポリシーヘルプ

    画像内にテキストが多すぎると、視覚的なノイズとなってディスプレイ広告のパフォーマンスを下げてしまう可能性もあります。

    2. 画像フォーマットの要件を厳守する

    Googleディスプレイ広告では、使用する画像に関して以下の規則を守る必要があります。

    • テキストまたはグラフィックが重なっていない
    • 画像に空白が多すぎない
    • 複数の画像がまとめられていない(コラージュ化されていない)
    • ぼやけた画像や不鮮明な画像を使用していない
    • 変形などの編集がされていない
    • 主題が分かりずらい切り抜き方がされていない
    • 画像内で性的な表現がされていない

    ただし、コラージュ化された画像に関しては、以下のようにナチュラルにコラージュ化されている場合は制限付きで許可されます。

    • スクラップブック
    • 絵葉書
    • 印刷カタログ
    • 卒業アルバム

    このように、画像フォーマットの要件を守っていることが、Googleディスプレイ広告を始めるにあたり、前提条件の一つとなります。ここで覚えておきたいのは、「高解像度のシンプルな画像」を使用することを心がけることです。オーディエンスに商品やサービスの良さを一目で伝えられるような画像を使用することで、ディスプレイ広告の成果を最大化することができるでしょう。

    詳しくは以下をご参考ください

    参考:画像アセットのフォーマットの要件 ー Google広告ポリシーヘルプ

    3. 過剰な広告表現は避ける

    Google広告では、誤解を招く表現や、信頼できない文言、いわゆる「最大級表現」を禁じています。以下にいくつか例をまとめてみましたので、確認してみましょう。

    最大級表現の例

    • 日本一
    • 世界初
    • 業界最大級
    • 世界一
    • 史上最速
    • 最高
    • 断然
    • 絶対
    • 一番
    • 至上
    • 抜群

    このように過大な表現や絶対的な表現をしてしまうと、広告が表示されないだけではなく、自社ブランドの信頼にも傷がついてしまいます。ですので、テキストを使用する際は、「大げさ」な表現は避けましょう。

    詳しくは以下をご参考ください

    参考:不実表示 ー Google広告ポリシーヘルプ

    4. 法律に抵触しない広告文を作成する

    広告文は、法律や規制に従った内容であることが絶対となります。特に、医療や金融に関する広告は、厳格な規制が存在します。違反すると、広告が削除されるだけでなく、もちろんブランドの評判にも大きな影響を与えてしまうでしょう。

    特に、薬機法に関連するテキストや広告文を使用する際は十分に注意つけましょう。Google広告は、ヘルスケアや医薬品に関する広告規制を遵守するよう努めており、国や商材により規制が存在し、Google広告を掲載するためには、まずGoogleからの掲載許可を得る必要があるからです。

    詳しくは以下でご確認ください

    参考:ヘルスケア、医薬品 ーGoogle広告ポリシーヘルプ

    次のステップ:ディスプレイ広告を活用して戦略的な広告運用を

    Googleディスプレイ広告は、効果的に活用すれば、広範囲なターゲット層にリーチし、ブランド認知やコンバージョンを向上させるための強力な武器となります。ディスプレイ広告で成果を残すためにも、本記事で紹介したサイズ一覧表を参考に準備を進めていただければと思います。

    free web hope はCX(顧客体験)とデータサイエンスを広告戦略に組み込み事業成長を支援する広告代理店です。長年の経験で積み上げた独自のフレームワークで、データサイエンスに基づく予測分析と市場調査を行った上での、戦略的な広告運用サービスを提供しています。

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    監修者:古瀬純功

    free web hopeの広告運用コンサルタントとして、広告運用支援やweb解析、ダッシュボード作成を担当:Xアカウント

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