広告表示オプション(アセット)とは?
「広告表示オプション(アセット)」とは、Google 広告において広告文に加えて、伝えたい追加の情報を表示するための機能です。例えば、広告の見出しや説明文だけでは伝えきれない情報(リンク、住所、電話番号など)を広告に付け加えることができます。
広告表示オプションを設定することで発生する追加費用はありません。ただ、広告自体がクリックされた際は通常の広告と同じくクリック課金されます。
⚠︎ 現在では「広告表示オプション」は「アセット」という名称に変更されていますが、本記事内では馴染みのある「広告表示オプション」という表現を使っています。内容については最新の2025年2月時点の情報を元にしているので、ご安心ください。
広告表示オプションが表示される仕組み
Google 広告表示オプションは、設定しても必ず表示されるわけではありません。広告表示オプションを表示するためには、以下の条件を満たす必要があります。
- 広告ランクが一定の基準以上であること
- 広告の掲載順位が高いこと
もし広告表示オプションが表示されない場合、まずは広告ランクの改善に取り組むことが重要です。広告ランクは主に「品質スコア」や「入札単価」に基づいて算出されます。特に、品質スコアが広告ランクに大きな影響を与える要素とされています。ですので、まずは品質スコアの向上を目指し、その結果として広告ランクを改善することが効果的です。
広告ランクが高くなると、広告の掲載順位も上がり、広告表示オプションが表示される確率が増えます。
もし自社の広告ランクが低いと感じる場合は、こちらの記事を参考にして「品質スコア」の改善に取り組んでみてください。
【次に読むべき記事】【Google広告ランク】改善には「品質ランク」が鍵!両者違いも解説
広告表示オプションを設定するメリット
広告表示オプションを活用することで得られるメリットは以下があります;
- 広告が目立ちやすくなる
- 一つの広告で伝えられる情報量が増える
- クリック率やコンバージョン率が向上する
例えば、飲食店を運営している場合、「コールアウト表示」や「電話番号表示オプション」を活用すると、広告に表示された電話番号をクリックして、ユーザーが直接電話で予約できるようになります。外出先でランチを探しているユーザーは、すぐにでもお店を決めて食事をしたいと考えているため、検索結果に電話ボタンが表示されれば、すぐに電話をかけて予約したり空席を確認したりできます。これにより、コンバージョン率が大幅に向上する可能性が高いです。
また、ECサイトを運営している場合、「サイトリンク表示オプション」を活用することで、トップページだけでなく、特定のカテゴリーや商品ページへ直接リンクを追加できます。これにより、検索ユーザーが自分の欲しい商品にクリック一つでアクセスでき、購入に導くまでの流れがスムーズになります。
【関連記事】【WEB広告】CTR(クリック率)を上げる!低い原因や改善のポイントを解説
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【12種類】広告表示オプションの特徴|最新版
Google広告では、広告表示オプションは主に12種類あります。以下の広告表示オプションは、Google広告管理画面の、「キャンペーン」>「アセット」から確認できます。
- 画像表示オプション
- ビジネスの名前
- ビジネスロゴ
- サイトリンク表示オプション
- コールアウト表示オプション
- 構造化スニペット表示オプション
- 電話表示オプション
- リードフォーム表示オプション
- 住所表示オプション
- 価格表示オプション
- アプリ表示オプション
- プロモーションテキスト表示オプション
それぞれ詳しく見ていきましょう。
画像表示オプション
画像表示オプションを利用すると、Googleや検索パートナー、YouTube検索結果の説明文の横に画像を表示することができます。テキストだけでは表現できなかった内容や広告の視覚的な訴求できます。使用する画像は、検索ユーザーにとって有益な情報を伝えるものであり、広告のランディングページと内容が一致する必要があります。
画像表示オプションを使用できる要件
画像表示オプションは、いつでも誰でも使用できるわけではありません。使用するには、以下の要件を満たしている必要があります。
・アカウントの開設から 60 日以上が経過している。
・アカウントでこれまでポリシーに準拠してきた実績がある。
・アカウントに有効なキャンペーンがある。
・アカウントに運用中のテキスト広告があり、検索キャンペーンで過去 28 日以上にわたって費用が発生している。
・アカウントのカテゴリまたはサブカテゴリが対象である。一部のデリケートなカテゴリまたはサブカテゴリ(例: 性的なコンテンツやギャンブル)は、画像アセットとして使用することはできません。
引用:画像アセットのフォーマットの要件 ー Google 広告ヘルプ
画像フォーマットの要件
画像フォーマットの要件は以下です。フォーマットの要件が守れていないと、広告審査にそもそも通らない可能性があるので注意しましょう。
- 画像解像度: PNG、JPG
- アスペクト比: スクエア(1×1)または、横向き(1.91×1)
- 推奨ピクセル数: 1200×120(1×1)、1200×628(1.91×1)
- ファイルサイズ上限: 5,120 KB
また、画像内で特に伝えたいコンテンツは、画像の中央80%の範囲内に配置するようにしましょう。
許可されない画像の特徴
Googleにおいて、以下のような画像は許可されませんので、注意しましょう。
- テキストまたはグラフィックが重なっている
- 空白部分が過度に多い
- 商品やサービスの内容を識別できない
- 撮影後の編集でコラージュ化または結合されている
- ぼやけていたり、不鮮明
- 変形していたり歪んでいて、主題がわかりにくい
- アセットの主題を判別するのが難しい形に切り抜かれている
参考:画像アセットのフォーマットの要件 ー Google 広告ヘルプ
ビジネスの名前
ビジネスの名前は、半角で25文字(全角で12文字)まで入力できます。
ビジネス名は、ドメイン名または正式名と完全に一致している必要があります。ビジネス名が、広告主の適格性確認で確認されたドメイン名または正式名と一致しない場合、アセットは承認されませんので注意が必要です。また、広告主のビジネス名が広告のランディングページに明確に表示されていることも求められます。
参考:ビジネス情報の要件ー Google 広告ポリシーヘルプ
ビジネスロゴ
会社のロゴは、ビジネスにマッチし、ドメイン名ごとに同一のロゴを使用する必要があります。
その他、以下の規定を満たしていることが求められます。
- 画像解像度: PNG、JPG
- ピクセル数: 1200x1200(推奨)、128x128(最小)
- アスペクト比: スクエア(1x1)
- ファイルサイズ上限: 5,120 KB
- 推奨される画像のセーフエリア: 重要なコンテンツは画像の中央から80%の範囲内に配置
また、以下のような場合はビジネスロゴを使用できませんので、注意しましょう。
- 広告主のロゴが広告のランディングページに明確に表示されていない場合
- 性的描写が含まれている場合
- 広告主のドメイン名および正式名と一致しない名前を使用している場合
- 不鮮明または不自然に加工されている場合
詳細については、以下の公式ヘルプをご確認ください。
参考:ビジネス情報の要件ー Google 広告ポリシーヘルプ
サイトリンク表示オプション

サイトリンク表示オプションを追加すると、サイト内の特定のページ(商品情報ページ、営業時間案内ページなど)へのリンクを広告に表示できます。
サイトリンク表示オプションが許可されないケース
- 同一のリンクを複数のサイトリンクで使用している
- 同じキャンペーンや広告グループ内で、複数のサイトリンクが同じランディングページやコンテンツにリンクされている
- 広告の最終ページURLのドメインと一致しないサイトリンクURLが使用されている
- ユーザーの目を引くことのみを目的に、リンクテキストや説明文に不必要な句読点や記号が使用されている
参考:サイトリンク アセットの要件ーGoogle 広告ポリシーヘルプ
参考:サイトリンク アセットについて ー Google広告ヘルプ
コールアウト表示オプション

コールアウト表示オプションは、検索広告の下部に商品やサービスの特徴、特典、プロモーション情報などを追加で表示できる機能です。
サイトリンク表示オプションとは異なり、リンク先を設定する必要はありません。つまり、クリックできるリンクを表示せずに、ユーザーに伝えたい情報をダイレクトに伝えることができます。具体的には、「送料無料」や「24時間対応」など、広告文のリンク先に進む前に知っておいてほしい情報を伝えるられます。
コールアウトで使用できる最大文字数は半角 25 文字です。ただし、日本語(全角文字言語)の場合は 12 文字です。
コールアウト表示オプションの特徴
- シンプルな言葉やワンフレーズで、伝えたい内容を目立たせられる
- 広告を変更せずに、必要なときいつでも変更できる
- 表示する期間、曜日、時間帯を指定できる
- リアルタイムで特典やキャンペーン、サービス内容などの情報を追加できる
参考:コールアウト アセットについて ー Google広告ヘルプ
構造化スニペット表示オプション

構造化スニペット表示オプションは、Google広告内で特定の商品やサービスの特徴を整理して、分かりやすく表示するためのアセットです。コールアウト表示オプションと似ている部分もありますが、構造化スニペットは「ヘッダー」を選択して、それに関連する情報をリスト形式で表示する点が特徴です。例えば、広告文の下に「サービス内容」というヘッダーを表示し、その下に「早朝配達、送料無料、リターン保証」といったサービス内容を並べる形です。
構造化スニペット表示オプションを表示すると、ユーザーは広告をクリックしなくても、商品やサービスの特性や種類がわかります。その結果、商品やサービスに高い関心を持つユーザーからクリックを獲得できるため、費用対効果の向上につながります。また、表示時間や曜日、期間の指定も可能なため、プロモーションや季節ごとのキャンペーンに合わせて柔軟に活用できます。
構造化スニペット表示オプションが承認されないケース
以下の条件を満たしていない場合、構造化スニペット表示オプションは承認されませんので、設定時には十分に確認しましょう。
- 感嘆符や不適切な記号(例:黒三角(►)、絵文字)を使用している
- 広告の内容を過度に宣伝するような表現が含まれている
- 同じヘッダーで重複した情報を入力している
- 値の欄に不適切な情報(例:カンマで区切った複数の項目)を入力している
詳細については、以下の公式ヘルプをご確認ください。
参考:構造化スニペット アセットについてーGoogle広告ヘルプ
参考:構造化スニペットの要件ー Google 広告ポリシーヘルプ
電話表示オプション

電話番号表示オプションは、スマートフォンなどのモバイル端末でレスポンシブ検索広告に直接タップできる電話番号や通話ボタンを表示する機能です。ユーザーが広告を見た際、ワンタップで直接電話をかけられるため、特に電話での問い合わせを促したい場合に向いています。
また、電話番号表示オプションでは「営業時間」を設定することで、電話対応が可能な時間帯にのみ電話番号を表示することができます。例えば、営業時間外には電話番号が表示されず、ユーザーが不便を感じないようにすることができます。
さらに、電話表示オプションを使用すると、広告経由で発信された通話の詳細(通話時間、発信者の市外局番、着信応答の有無など)をレポートで確認することができるため、通話の効果や効率をデータで把握しやすくなります。
参考:電話番号アセットについてーGoogle 広告ヘルプ
リードフォーム表示オプション

リードフォーム表示オプションは、検索広告の下部に直接表示されるフォームを活用する機能です。例えば、不動産業者が「物件情報のお問い合わせ」フォームを広告に追加した場合、検索結果に表示された広告の下に直接フォームが現れるので、ユーザーはウェブサイトに移動することなく、名前や連絡先を入力してすぐに問い合わせを送信できます。
リードフォーム表示オプションを活用することで、ユーザーがわざわざサイトにアクセスする手間を省き、即座に「資料請求」や「サービスのお問い合わせ」などのアクションを取ることができます。
リードフォームはGoogle 広告では、検索キャンペーン、動画キャンペーン、P-MAXキャンペーン、ディスプレイキャンペーンに追加可能です。
【関連記事】【入門編】リード獲得広告とは?!メリット、種類別特徴など解説
リードフォーム表示オプションが使用できる要件
- これまでポリシーに準拠してきた実績があること。
- Google 広告アカウントが対象のカテゴリまたはサブカテゴリを扱っていること。デリケートなカテゴリやサブカテゴリ(例: 性的なコンテンツなど)は、リードフォームでは認められません。
- ビジネスに関するプライバシー ポリシーを定めていること。Google 広告でリードフォームを作成する際には、お客様のプライバシー ポリシーへのリンクを含める必要があります。プライバシー ポリシーはリードフォームの最後に表示されます。
さらに、動画キャンペーンまたはディスプレイ キャンペーンにリードフォームを追加する場合や、広告見出しから直接リードフォームに移動する検索キャンペーンを作成する場合は、以下の要件を満たす必要があります。
- Google 広告のご利用額が合計 50,000 米ドルを超えていること(米ドル以外の通貨でアカウントを管理している広告主様のご利用金額は、その通貨の月別平均換算率により米ドルに換算されます)
- ポリシーに準拠してきた実績があり、アカウントあたりのご利用額が 1,000 米ドル(またはすべてのアカウントを通したご利用総額が 15,000 米ドル)を超えている
引用:リードフォーム アセットについてーGoogle広告ヘルプ
詳細については、以下の公式ヘルプをご確認ください。
参考:リードフォームの要件ーGoogle 広告ポリシーヘルプ
住所表示アセット

住所表示アセットは、広告に店舗の住所、最寄りの地図、さらに店舗までの距離などの情報を表示する機能です。これにより、ユーザーが店舗を見つけやすくなり、実際の来店を促進することができます。
例えば、スポーツ用品店を運営していて来店数を増やしたいと考えている場合、住所表示アセットを設定することで、近くのスポーツ愛好者が「ジム用品」「トレーニング用具」などの検索キーワードで調べたときに、次の情報が表示されます:
- 店舗までの距離とその市区町村(モバイル端末で表示)
- 店舗の住所(PC版で表示)
- 「電話」ボタン(タップで直接電話をかけられる)
- 営業時間、電話番号、店舗の写真、ルート案内などがまとめられた詳細ページへのリンク
住所表示アセットを追加すると、『ローカル検索広告』を出すことができます。ローカル検索広告では、地域名とサービスや業種を組み合わせた検索キーワードに基づいて、Googleマップと連動した広告が表示されます。
詳しくは以下の記事をご参考ください。
【あわせて読みたい】ローカル検索広告の記事リンク
参考:住所アセットについて ー Gogole広告ヘルプ
価格表示オプション

価格表示オプションは、検索広告の下部に価格情報とともに商品やサービスの詳細(仕様や特徴など)を表示する機能です。例えば、オンラインで靴を販売している場合、検索結果に「革靴 - 12,000円」や「スポーツシューズ - 8,500円」といった価格情報を表示させることで、ユーザーが即座に価格を確認し、気になる商品ページにダイレクトに誘導できます。ユーザーが価格を把握したうえで自分に合った商品を選ぶことができるため、コンバージョンまでの経路を短縮し、購入意欲を高める効果が期待できます。
また、価格表示オプションは新しい広告を作成したり、既存の広告を編集したりする手間をかけずに、価格情報を効率的に更新できます。さらに、商品名や説明文はいつでも変更可能なため、季節ごとやイベントごとのプロモーションをスムーズに更新できます。加えて、価格表示オプションでは特定の日付や曜日、時間帯にのみ価格情報を表示させる設定が可能です。例えば、平日の昼間や特定の週末に「限定セール価格」を表示するなど、ターゲット層の購買傾向に合わせた柔軟な設定ができます。
参考:価格アセットについてーGoogle 広告ヘルプ
アプリ表示オプション

アプリ表示オプションを使用することで、検索広告にモバイルアプリやタブレットアプリへのリンクを表示できます。ユーザーはリンクをクリックすると、Google PlayやApple App Storeのアプリの詳細ページに移動し、アプリをインストールできます。
アプリ表示オプションが表示されると、獲得したクリック数を簡単に追跡できます。なので、広告見出しがクリックされた回数と、アプリ表示オプションがクリックされた回数を比較することができます。例えば、「今すぐダウンロード」ボタンのクリック数と、広告見出しのクリック数を分けて確認できるため、どの要素が最も効果的かをデータに基づいて評価することができます。
ちなみに、アプリアセットの追加は無料で、実際にクリックされた場合にのみ料金が発生します。つまり、アプリアセットがクリックされた場合も、広告の見出しがクリックされた場合と同じ料金が適用されます。
参考:アプリアセットについてーGoogle広告ヘルプ
プロモーションテキスト表示オプション

プロモーションテキスト表示オプションは、特定のイベントやキャンペーンに合わせたプロモーション情報を広告に表示するための機能です。例えば「新学期セール」や「母の日特典」などのイベントに合わせて、広告に太字でラベルを追加し、特定の商品やサービスのディスカウントを目立たせることができます。具体的には、プロモーションアセットを使用して、特定の商品やサービスに一定額または一定割合の割引を提供する場合に適用します。例えば、「母の日ギフト特典」として10%オフのキャンペーンを行う場合、その情報が広告に目立つように表示され、ユーザーに即座にお得感を伝えることができます。
さらに、プロモーション表示オプションの入力フォーマットは簡単に更新できるため、新しい広告文を作成することなく、常に最新のセール情報をすばやく反映できます。例えば、定期的にセールやイベントが行われる場合でも、毎回広告文を一から作成する手間を省くことができます。
なお、現在、プロモーション期間として日本語で指定できる年中行事は「お歳暮」だけで、期間は11月1日から12月31日までとなっています。
詳細については、以下の公式ヘルプをご確認ください。
参考:プロモーション アセットについてーGoogle広告ヘルプ
【Google】広告表示オプションの設定方法
従来、「広告と広告表示オプション」のタブから設定や変更が行えましたが、現在では「アセット」という名称に変更されたため、「広告と広告表示オプション」のタブは表示されなくなっています。代わりに、設定や編集は「広告とアセット」のタブから行うことができます。
広告表示オプション(アセット)の設定手順

- Google 広告管理画面にログイン
- 「キャンペーン」を選択
- 「アセット」を選択
- 編集したいオプションを選択
- 選択したオプションが青色に変わったら、青色の「+」ボタンをクリック
設定した内容を保存する前に、一度確認して間違いがないか確認しましょう。誤った情報を入力すると、ユーザーに不便をかけるだけでなく、広告ランクに悪影響を与える可能性もあります。
なお、もし設定後に間違いに気づいた場合でも、同じ画面で簡単に編集できますので、安心してください。
目的別に使用する広告表示オプションを選ぶ方法
「自社の広告にどの広告表示オプションを使用すれば良いかわからない…」「効果の高いオプションだけを選びたい…」という方は、広告の「目的」に応じて適切な広告表示オプションを選ぶことができます。ここでは、目的別におすすめの広告表示オプションを紹介します。
- 広告・ブランド認知度を向上させたい
- 来店コンバージョンを増やしたい
- ウェブサイトでのコンバージョンを増やしたい
- アプリのダウンロード数を増やしたい
広告・ブランド認知度を向上させたい
広告を目立たせ、ブランド認知度を向上させたい場合は、以下の広告表示オプションを活用することをおすすめします。広告における基本的な情報(ビジネス情報、見出し、説明文)については、間違いがないように設定しましょう。
- 画像表示オプション
- ビジネスの名前
- ビジネスのロゴ
- 広告見出し表示オプション
- 説明文表示オプション
- リードフォーム表示オプション
来店コンバージョンを増やしたい
検索ユーザーの店舗への来店を増やしたい場合、電話や住所の広告表示オプションが効果的です。実店舗を運営している場合、以下の広告表示オプションの設定は必須と言えるでしょう。
- コールアウト表示オプション
- 住所表示オプション
- 電話表示オプション
ウェブサイトでのコンバージョンを増やしたい
ですので、ウェブサイトでのコンバージョンを増やしたい場合は、以下の広告表示オプションを使用すると良いでしょう。
- サイトリンク表示オプション
- コールアウト表示オプション
- 構造化スニペット表示オプション
- 価格表示オプション
- プロモーションテキスト表示オプション
ユーザーはなるべくクリックをせずに一回の検索で全ての情報を得たいと考えています。なので、検索結果に商品情報や、割引などのプロモーション情報があれば、広告商品の情報を一回伝えられます。
アプリのダウンロード数を増やしたい
アプリのダウンロード数を増やしたい場合は、必ず「アプリ表示オプション」を追加しましょう。
まとめ
本記事では、12種類の広告表示オプションの特徴と概要、設定方法を解説しました。広告表示オプションをうまく使うことで、単に広告を目立たせるだけでなく、クリックやコンバージョンを促すための工夫を加えることができます。
ただし、登録したからといって必ずしも全てが表示されるわけではありません。実際、広告表示オプションは、一定の条件が満たされない限り表示されない場合もあります。表示されるようにするためには、「広告ランク」を改善することが重要です。この点については、記事の前半でも詳しく触れていますので、まだ読んでいない方はぜひチェックしてみてください。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
株式会社free web hope はCX(顧客体験)とデータサイエンスを広告戦略に組み込み事業成長を支援する広告代理店です。長年の経験で積み上げた独自のフレームワークで、データサイエンスに基づく予測分析と市場調査を行い、「顕在層」だけでなく「準顕在層」にまで視野を広げ戦略的運用を提供しています。広告運用でお悩みでしたらまずはfree web hopeに!公式HP、左下のボタンからお悩みをお聞かせください。
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監修者:古瀬純功
free web hopeの広告運用コンサルタントとして、広告運用支援やweb解析、ダッシュボード作成を担当:Xアカウント