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リーチとは?Google広告・Yahoo!広告での定義や他の用語との違いを解説

    広告運用をしていると、「この広告、実際どれくらいの人に配信されたんだろう?」と疑問に思うことはありませんか?「リーチ」を測定することで、実際に何人の異なるユーザーに広告が表示されたのかを示す指標です。リーチを活用することで、広告がブランド認知の拡大や顧客の獲得にどれほど貢献したのかを分析することができます。本記事ではリーチの概要や紛らわしい用語との違い、各広告媒体での定義や確認方法について解説をしております。最後には、実際にブランド認知拡大に成功した広告運用支援実績も掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
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    目次

    【定義】WEB広告の「リーチ」とは?

    リーチの概要
    リーチの概要

    WEB広告におけるリーチとは、広告が何人の異なるユーザーに表示されたかを示す指標です。簡単に言えば、「広告を見た人の数=ユニークユーザー数」を意味します。

    テレビCMで例えるなら、そのCMを一度でも見た視聴者の総数がリーチにあたります。同じ人がCMを何回見たとしても、リーチは1としてカウントされます。

    リーチは、広告の「到達度」を示す重要なマーケティング指標です。どれだけ多くの人に広告が届いたかを把握することで、広告の認知度向上やブランドイメージの構築にどれだけ貢献しているかを評価できます。各広告媒体でリーチの定義が若干異なりますので、後の章で詳しく解説をします。

    リーチキャンペーンとは?

    リーチキャンペーンとは、その名の通りリーチを最大化させることを目的とした広告キャンペーンのタイプを指します。新規顧客の獲得やブランドの認知拡大を目標とする場合に利用されます。リーチキャンペーンはGoogle広告の動画リーチキャンペーンやX広告のリーチキャンペーンで利用することができます。後の章で詳しく解説をします。

    引用:

    動画リーチ キャンペーン - Google 広告 ヘルプ

    リーチ

    リーチが広告効果を左右する!重要性を確認しよう

    リーチは、広告の成果に直結する非常に重要な指標です。広告のリーチが広ければ広いほど、より多くの人々にブランドや商品、サービスが認知される機会が増えます

    例えば、新商品を発売した際、リーチが広い広告キャンペーンを実施すれば、短期間で多くの消費者にその存在を知らせることができます。これにより、ブランドの認知度が向上し、最終的には売上向上につながる可能性が高まります。逆にリーチが限られている広告では、どれだけ素晴らしいクリエイティブであっても、認知される機会が少なく、広告効果は限定的になってしまいます。

    効果的な広告戦略には、常にリーチの最大化が組み込まれています。リーチは広告活動の「入口」であり、その後のエンゲージメントやコンバージョンといった成果の基盤となるのです。

    リーチとインプレッション(表示回数)の違い

    リーチと似た指標に「インプレッション(表示回数)」があります。ここでは「リーチ」と「インプレッション」の違いについて解説します。

    リーチとインプレッションの違い
    リーチとインプレッションの違い

    例えば、Aさんが同じ広告を3回見たとします。この場合、リーチは「1」ですが、インプレッションは「3」とカウントされます。

    リーチは、どれだけ多くの人に広告が届いたか、つまり「広さ」を測るのに適しています。一方、インプレッションは、広告がどれだけ頻繁に表示されたか、つまり「量」を測るのに適しています。

    他にもある!リーチと間違えやすい広告用語

    リーチ以外にも、広告効果を測る上で重要な指標はたくさんあります。ここでは、リーチと混同されやすい用語との違いを解説します。

    ユニークユーザー(UU)とリーチの違い

    WEB広告におけるユニークユーザー(UU)とは、一定期間内に広告が配信されたユーザー数を指します。つまりリード数と同数になります。

    フリークエンシー(Frequency)とリーチの違い

    広告が1人のユーザーに表示された平均回数を指します。リーチが「何人」に届いたかを示すのに対し、フリークエンシーは「何回」見られたかを示します。フリークエンシーが高すぎると、ユーザーに嫌悪感を与えてしまう可能性があります。リーチとフリークエンシーを調整し、ブランドイメージを高めるような広告配信を行うことが重要です。

    【あわせて読みたい】フリークエンシーとは│適切な回数やリーチとの違い、設定方法を解説

    表示回数(PV数:インプレッション数)とリーチの違い

    ウェブページが表示された回数を指します。広告の表示回数であるインプレッションとは異なり、ウェブサイト全体の閲覧状況を示す指標です。

    エンゲージメント(Engagement)とリーチの違い

    ユーザーが広告やコンテンツに対して行ったアクション(クリック、いいね、コメント、シェアなど)の総称です。リーチが「どれだけ多くの人に見られたか」を示すのに対し、エンゲージメントは「どれだけ反応があったか」を示します。

    各広告媒体ごとのリーチの定義

    主要な広告媒体では、リーチの定義や確認方法が異なります。それぞれの媒体でどのようにリーチが扱われているかを見ていきましょう。

    Google広告でのリーチ

    Google広告では、キャンペーンレポートなどで「ユニークリーチ」という指標が提供されています。これは、広告が表示されたユーザー数を指す指標です。Googleアカウントやデバイスの情報に基づいて、重複を除いてカウントされます。

    参考に、Google広告における「広告の表示」の定義をご紹介します。Google広告ではMedia Rating Council(MRC)が策定した基準に基づいて「視認可能な広告」を定義しています。MRCのガイドラインにおける基準は以下の通りです。

    • ディスプレイ広告:面積の50%以上が画面に1秒以上表示された場合。242,500ピクセル以上の大きなサイズの場合は、面積の30%以上が画面に1秒以上表示された場合。
    • 動画広告:面積の50%以上が画面に表示された状態で2秒以再生された場合。

    引用:

    ユニークリーチ: 定義 - Google 広告 ヘルプ

    視認性とアクティブ ビュー レポートの指標について - Google 広告 ヘルプ

    Yahoo!広告でのリーチ

    Yahoo!広告でのリーチ数とは、期間内に1回以上のメジャードインプレッションが発生したユニークユーザー数を指します。データは2021年6月23日以降のものを取得可能です。メジャードインプレッションとは、ビューアブルインプレッション数の計測が可能なインプレッション数を指します。ビューアブルインプレッション数とは、広告がインターネットユーザーの視認領域内に表示された(≒見られたと考えられる)回数を指します。

    Yahoo!広告では、「広告の50%以上の範囲が1秒以上連続して表示された場合」に「視認範囲に表示された」とみなされます。インストリーム広告の場合は、広告の「50%以上の範囲が表示された状態で2秒以上連続して動画再生された場合」を指します。

    まとめると、Yahoo!広告でのリーチ数とは広告が表示されたユニークユーザー数を指します。

    引用:ビューアブルインプレッションとは - ヘルプ - Yahoo!広告

    Meta広告(Instagram広告・Facebook広告)でのリーチ

    Meta広告におけるリーチとは、広告を最低1回見たアカウントセンター内アカウント数を指します。アカウントセンター内アカウントとは以下を指します。アカウントセンター内アカウントとは、

    • 別のアカウントとして同一アカウントセンターに追加されていない個別のFacebookまたはInstagramアカウント→1アカウントとしてカウント
    • 同一アカウントセンターに追加された2つ以上のFacebookとInstagramアカウント→1アカウントとしてカウント

    ですので、もし1ユーザが2つアカウントを保持しており、それらを同一アカウントとして追加していない場合、リーチが重複されて計測される可能性があります。

    引用:アカウントセンター内アカウントを使用する指標と推定値 | Metaビジネスヘルプセンター

    LINE広告でのリーチ

    LINE広告でのリーチ数とは、広告クリエイティブを100%以上表示した(=インプレッションが発生した)ユニークユーザー数を指します。

    引用:管理画面の「リーチ(推定)」や、レポートの「Reach(Estimated)」はどのようにカウントされますか? | LINE for Business

    各広告媒体のリーチ確認方法

    それでは、各広告媒体の管理画面でリーチ数を確認する方法について画像付きで解説をします。

    Google広告でのリーチ確認方法

    Google広告で「リーチ数」という指標はありませんが、ユニークユーザー数を表示することはできます。

    1.Google広告の管理画面でキャンペーンアイコン→キャンペーンタブ→キャンペーンを選択します。

    2.「表示項目」をクリックします。

    3.検索欄で「ユニークユーザー数」と検索し、選択してから保存します。

    4.レポートでキャンペーン毎のユニークユーザー数が表示されます。

    Yahoo!広告でのリーチ確認方法

    Yahoo!広告では、「リーチレポート」というレポートで表示されます。リーチレポートは、パフォーマンスレポートのプリセットを利用して作成することができます。

    1.画面右上にある棒グラフ型のアイコンをクリックします。パフォーマンスレポート画面が表示されます。

    引用:パフォーマンスレポート・テンプレートの作成【ディスプレイ広告】 - ヘルプ - Yahoo!広告

    2.「レポート・テンプレート作成」ボタンを押します。

    引用:パフォーマンスレポート・テンプレートの作成【ディスプレイ広告】 - ヘルプ - Yahoo!広告

    3.「プリセットを読み込む」画面が表示されます。作成するレポートの種類と対象の階層(アカウントやキャンペーンなど)を選択し「適用」ボタンを押します。

    4.選択したレポートに適した項目がセットされたレポート・テンプレート作成画面が表示されます。

    引用:パフォーマンスレポート・テンプレートの作成【ディスプレイ広告】 - ヘルプ - Yahoo!広告

    Meta広告(Instagram広告・Facebook広告)でのリーチ確認方法

    Meta広告では、Meta広告レポートでデフォルトで確認することができます。パフォーマンスの指標を選択すると、リーチの指標を追加できます。

    引用:Meta広告レポートの内訳、指標、フィルターについて | Metaビジネスヘルプセンター

    LINE広告でのリーチ確認方法

    LINE広告では、LINE広告の管理画面→パフォーマンスレポートで確認することができます。

    引用:LINE広告|レポートをダウンロードする方法

    各広告媒体でのリーチキャンペーンとは

    この章では、リーチを最大化させることを目的とした「リーチキャンペーン」について詳しく解説をします。

    【Google広告】動画リーチキャンペーン

    Google広告の動画リーチキャンペーンを利用すると、指定した予算とターゲティングでリーチを最大化させるように、広告が最適化されます。バンパー広告、スキップ可能なインストリーム広告、インフィード広告、Youtubeショートフォーマットが利用できます。動画リーチキャンペーンは、以下の3種類が利用できます。

    • 効果的なリーチ:複数の広告フォーマットを組み合わせ、費用を抑えつつより多くのユニークユーザーにリーチします。
    • スキップ不可のリーチ:最大15秒間のスキップ不可能なリーチ広告を用いることができます。
    • フリークエンシー目標設定:複数の動画広告フォーマットを用いて、同じユーザーに毎週一定回数のリーチを行います。

    引用:https://support.google.com/google-ads/answer/10581234?hl=ja

    【X広告:旧Twitter広告】リーチキャンペーン

    X広告(旧Twitter広告)のリーチキャンペーンとは、一定期間内に広告を見るユーザー数を最大化させるためのキャンペーンです。画像広告、動画広告、カルーセル広告での利用がおすすめされています。リーチのみを重視した運用することも、X上でのエンゲージメント(いいね、クリック、返信、リポスト)を伴うリーチを重視したキャンペーンを運用することもできます。リーチキャンペーンではインプレッション課金形式がとられます。自動入札を用いると、予算内で最大のリーチを得るように入札単価が調整されます。

    引用:リーチ

    【Meta広告:Facebook広告・Instagram広告】リーチ目的のキャンペーン

    Meta広告(Facebook広告・Instagram広告)は、広告キャンペーンの目的に「認知度」を選択することで、広告を見る利用者数(リーチ)または表示回数を最大化させる広告キャンペーンを作成することができます。

    引用:Meta広告マネージャの「認知」の目的に関するアップデートについて | Metaビジネスヘルプセンター

    リーチを増やすにはどうすればいい?具体的な施策7選

    広告のリーチを増やすことは、より多くの人に商品やサービスを知ってもらう上で非常に重要です。ここでは、リーチを高めるための具体的な施策を紹介します。

    1. 広告予算を見直し広告配信量を増やす

    単純にリーチ数を増やしたいのであれば、広告予算を増やすのが最も直接的な方法です。広告費を増やすことで、より多くのインプレッションを獲得し、結果としてリーチも拡大する可能性が高まります。しかし、無計画に予算を増やすのではなく、広告の目標やターゲット層との関連性を考慮し、費用対効果を見ながら予算配分を最適化することが重要です。

    また、広告運用の目的に合わせた広告戦略の選択や、自動入札の活用もおすすめです。詳しくは以下の記事で解説しております。

    【入札戦略について】【最新版】Google広告|入札戦略一覧!おすすめの入札戦略や設定方法を紹介

    【自動入札戦略について】【Google広告】自動入札で広告運用を最適化しよう!全6種類とメリット・デメリットを解説

    2. ターゲティングの精度を高めて効率よくリーチする

    広告のリーチを効率よく高めるためには、ターゲティングの精度が鍵となります。配信対象を絞りすぎるとリーチが限定的になり、広げすぎると無関心なユーザーにまで広告が表示されてしまい、無駄なコストが発生する可能性があります。

    ターゲット層のデモグラフィック情報(年齢、性別など)、興味関心、行動履歴などを詳細に分析し、最も効果的な層に広告を配信できるよう設定しましょう。例えば、特定のキーワードに関心のあるユーザーや、過去に自社サイトを訪れたユーザーなど、見込み顧客になりうる層に焦点を当てることで、より少ない費用で質の高いリーチを獲得できます。

    【ターゲティングについて】

    【2025年最新】Google広告のターゲティング種類一覧と設定方法を徹底解説!

    LINE広告のターゲティング全4種類!4つの活用例や気をつけるポイント3つを紹介

    3. 広告クリエイティブの質を高める

    どんなに多くの人に広告が届いても、その広告自体に魅力がなければユーザーの関心を引くことはできません。魅力的な広告クリエイティブは、ユーザーの視覚に訴えかけ、メッセージを効果的に伝えることで、広告の認知度を高め、クリックやエンゲージメントにつながります。

    目を引く画像や動画、心に響くキャッチコピー、分かりやすい商品・サービスの説明など、ユーザーが思わず立ち止まって見てしまうようなクリエイティブを制作しましょう。

    【広告クリエイティブについて】【CTR改善】成果を出す広告クリエイティブとは?制作の8ステップや成功事例を解説

    また、広告クリエイティブの最適化にはABテストがおすすめです。ABテストの方法については以下の記事で詳しく解説をしております。

    【ABテストについて】【事例あり】広告のABテスト完全ガイド!効果的な手順から活用法まで徹底解説

    4. 配信する時間帯や曜日を工夫する

    ユーザーがインターネットを利用する時間帯や曜日を考慮し、広告を配信するタイミングを工夫することもリーチ拡大に繋がります。例えば、ビジネスパーソン向けの広告であれば通勤時間帯や休憩時間、主婦層向けの広告であれば平日の昼間など、ターゲット層が最もオンラインになっている時間帯に広告を集中させることで、より多くのユーザーにリーチしやすくなります。

    過去の広告データから、エンゲージメント率が高い時間帯や曜日を分析し、それに合わせて配信スケジュールを調整することで、効率よくリーチ数を伸ばすことができます。

    【プレースメントターゲティングについて】【プレースメントターゲティングとは?】特徴や設定方法、活用方法まで解説

    5. ターゲットキーワードを見直す

    新規顧客の獲得を広告運用の目的としているなら、潜在層が検索するような幅広いキーワードをターゲットに含めてみましょう。例えば「○○とは」「○○比較」など、情報収集目的の検索クエリです。また、通常の広告配信ではボリュームが少ないキーワードを選定したり、「除外キーワード」を設定してCVに繋がりやすいユーザーにピンポイントで配信されるよう配信の幅を狭めます。しかしリーチの獲得を目標としている場合は逆に配信量が少なくなてしまう可能性もあるので、予算と配信量のバランスを見てキーワード選定を行いましょう。

    【除外キーワードについて】わかりやすい!Google広告の除外キーワード設定方法や正しい選び方を徹底解説

    6. リーチ目的の広告キャンペーンを作成する

    広告媒体によっては、広告運用の目的を「リーチ」と設定することで、費用内でリーチを最大限獲得する広告を作成することができる場合もあります。また自動入札戦略を採用すると、設定した予算内でリーチを最大化させるために入札単価が自動的に調整されます。詳しくは「各広告媒体でのリーチキャンペーンとは」の章を参照してください。

    7. リーチ数を計測・改善するために押さえるべきポイント

    広告のリーチ数を最大化するためには、単に広告を配信するだけでなく、その効果を正確に計測し、改善していくことが不可欠です。ほとんどの広告プラットフォームには、広告のパフォーマンスを確認できる「広告マネージャー」や「レポート機能」が備わっています。これらのツールを使って、キャンペーンごとにリーチ数を確認しましょう。

    また、リーチ数だけでなく、フリークエンシーとのバランスも重要です。リーチ数を追うあまりフリークエンシーが高くなりすぎると、ユーザーは広告に飽きてしまい、ネガティブな印象を持つ可能性があります。逆にフリークエンシーが低すぎると、広告が印象に残らず、効果が薄れてしまうことも。

    広告マネージャーなどで「インサイト」や「統計情報」を確認し、フリークエンシーが適切に保たれているか、広告疲れが起きていないかを定期的にチェックしましょう。必要に応じて、フリークエンシーキャップ(同一ユーザーへの広告表示回数上限)を設定するなどの調整を行うことも検討してください。

    【フリークエンシーについて】フリークエンシーとは│適切な回数やリーチとの違い、設定方法を解説

    クロスメディア時代の「統合リーチ」とは?

    現代の広告戦略においては、TV、YouTube、SNSなど、複数のチャネルを横断した広告配信が一般的になっています。このような環境下で重要になるのが「統合リーチ」の概念です。

    統合リーチとは、複数の広告媒体やチャネルをまたいで、広告が何人のユニークユーザーに到達したかを計測する取り組みを指します。これを「クロス・メディア・リーチ(CMR)」と呼ぶこともあります。

    従来の広告効果測定では、媒体ごとのリーチは計測できても、媒体間の重複を除いた真のリーチ数は把握しにくいという課題がありました。しかし、統合リーチの概念が導入されることで、異なる媒体での広告接触を統合的に把握し、より正確な広告効果を測定できるようになります。

    統合リーチを計測することで、例えば、TVCMを見た人がその後YouTubeで同じ広告を見た場合、重複を除いて1人としてカウントできるため、広告予算の最適化や、各媒体の役割をより明確に定義することが可能になります。

    引用:クロスメディア リーチの概要 - Google 広告 ヘルプ

    【成功事例】認知拡大は広告代理店への依頼がおすすめ!

    ここまで、WEB広告におけるリーチの概要やリーチを最大化させるための方法について解説をしました。しかし、「ここに書いてある施策はすべて行ったが、効果が得られない…」「自社で改善まで行う余裕がない」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような方には広告代理店への依頼がおすすめです!

    free web hopeではターゲットユーザー調査から広告クリエイティブ作成ランディングページ作成データ分析基盤構築まで、WEBマーケティングに関わるすべての業務を一括でお受けいたします!

    この章では、実際にPR記事の作成を支援し、目標CV数達成CPA改善ブランド認知度向上に成功した事例をご紹介します。

    目標CV達成率140%超!サービスの認知度向上にも寄与した“筋フルエンサー”記事はどう作られた?

    デジタル広告の「制作」から「改善」まで全工程をワンストップで完結させる、デジタルマーケティングプラットフォーム「Squad beyond(スクワッド ビヨンド)」を運営する株式会社SIVA。当社はPR記事のライティングを担当しました。

    抱えていた問題

    • お客様に適切なベネフィットを伝えるための第三者視点がほしい
    • Squad beyondを知らない人にも認知と理解をしてもらう

    free web hopeが行ったこと

    • PR記事の企画
    • PR記事制作
    • 本サービスを利用した上でのLP制作
    • 広告運用戦略の策定
    • 広告運用実行支援
    • EFO/LPOの設計/実行
    • バナーABテスト設計/実行

    得られた成果

    • 目標CV数達成率 140%超え
    • CPAも目標より5,000円以上低くなった
    • 会社の知名度が向上

    free web hopeを選んでいただいた理由を教えてください。

    杉浦様:コミットメントする姿勢と企画力、熱量が他社と違った点を評価しました。数社から提案を受けていましたが、他社は当社サービスへの理解が不足しており、当社の課題を解決すると思えないものもありました。

    一方、free web hopeさんは当社サービスのユーザーであり、サービス理解が高く、非常に考えられた提案をいただけました。そして熱意が伝わってきました。

    黒須:Squad beyondの現状を踏まえると、お客様にベネフィットを伝えることと、認知獲得が必要であると考え、PR記事6本を制作しました。

    エンタメ色の強い企画に決まった背景はなんでしょうか。

    杉浦様:Squad beyondを知らない人にも認知と理解をしてもらうために、第三者からの言及が欲しかったからです。

    目指している世界観を実現するためには、熱量の高い第三者からの口コミにたくさん触れてもらう必要があります。そのために波及力があり、熱量が高く第三者にしか出来ない企画を求めました。

    黒須:

    通常BtoBプロダクトのPR記事は、いわゆる太鼓持ちな“使ってみた記事”が散見され、そもそも読まれにくいものもあります。

    そこで、認知獲得のためのPR記事は、プロダクトの紹介とともに読み物としてのおもしろさにフォーカスしました。

    “筋フルエンサー”を起用したのは、そのおもしろさとともにSquad beyondを認知していない広告運用担当者に追体験をしてもらうためです。

    運用後、課題は解決されましたか?

    定量面は、企画を実施した1ヶ月で「CV:53件|CVR:2.15%|CPA:¥9,562」の実績が出ました。**当初想定していたCV数からの達成率は140%を超えています。CPAも目標より5,000円以上低い結果でした。**本企画終了後は、納品いただいたLPを再利用して自社でLPを作成・運用していますが、そこからもCVが発生してます。それだけ優れたLPを作成いただけたと感じています。

    定性面の効果は、会社の知名度が向上したことです。本企画がSNSでバズったおかげで、社員が「あのSquad beyondの会社で働いているの?」と声を掛けられる機会が増えたようです笑今でもSEOの効果が発生しており、CVした顧客の行動履歴を追うと、黒須さんに書いていただいた記事を閲覧しているのがわかります。

    【詳しくはこちら】目標CV達成率140%超!サービスの認知度向上にも寄与した“筋フルエンサー”記事はどう作られた?

    まとめ│リーチを正しく理解し、ブランド認知を向上させよう

    ここまで、WEB広告におけるリーチについて解説をしました。リーチとは一定期間内に広告が配信されたユーザ―数を指します。またリーチキャンペーンを作成することで、費用内でのリーチ数最大化を目指すことができます。リーチを最大化させるためには、ターゲティングの最適化や、広告クリエイティブの品質の改善が重要です。この記事がリーチの正しい理解と、最適化のご参考になれば幸いです。

    株式会社free web hope はCX(顧客体験)とデータサイエンスを広告戦略に組み込み事業成長を支援する広告代理店です。

    長年の経験で積み上げた独自のフレームワークで、データサイエンスに基づく予測分析と市場調査を行い、「顕在層」だけでなく「準顕在層」にまで視野を広げ戦略的運用を提供しています。

    広告運用でお悩みでしたらまずはfree web hopeに!公式HP、左下のボタンからお悩みをお聞かせください。

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    監修者:古瀬純功

    free web hopeの広告運用コンサルタントとして、広告運用支援やweb解析、ダッシュボード作成を担当:Xアカウント

    【FAQ】リーチについてよくある質問

    最後に、リーチについてよくある質問をまとめました。

    Q1:リーチとインプレッションの違いは何ですか?

    リーチとは 広告に接触したユニークユーザーの数を指します。同じユーザーが同じ広告を複数回見ても、リーチ数は「1」とカウントされます。広告がどれだけ多くの人に届いたか(到達度)を示す指標です。

    インプレッションとは広告が表示された総回数を指します。同じユーザーが同じ広告を10回見れば、インプレッションは10回とカウントされます。広告がどれだけ表示されたか(露出度)を示す指標です。

    :3人のユーザー(Aさん、Bさん、Cさん)がそれぞれ広告を2回ずつ見た場合

    • リーチ数:3人
    • インプレッション数:6回

    Q2:リーチキャンペーンの目的は何ですか?

    リーチキャンペーンの主な目的は、ブランド認知度の向上メッセージの広範囲への浸透です。具体的には、

    • 新商品やサービスの発表時に、できるだけ多くの人にその存在を知ってもらいたい場合。
    • 企業やブランドの認知度を短期間で広げたい場合。
    • 特定のイベント告知や重要なお知らせを、広範囲のユーザーに届けたい場合。
    • これまでアプローチできていなかった潜在顧客層に広告を表示し、新たな顧客獲得のきっかけを作りたい場合。

    コンバージョン(購入や問い合わせ)に直接繋げることよりも、まず「知ってもらう」ことに重点を置きます。

    Q3:リーチとフリークエンシーの最適なバランスはありますか?

    最適なバランスは、キャンペーンの目的や商材、ターゲット層によって異なります。以下に一例を示します。

    • 認知度向上(新商品など): リーチを重視しつつ、フリークエンシーはやや高めに設定し、ユーザーに確実にメッセージを届け、記憶に残るようにする。
    • ブランディング: リーチを重視しつつ、フリークエンシーは過度にならないよう、ユーザーに心地よく接触する程度に設定する。
    • リターゲティング: すでに興味を持っているユーザーに対しては、フリークエンシーをやや高めに設定し、購買意欲を高める。

    基本的には、広告プラットフォームが推奨するフリークエンシーの目安を参考にしつつ、配信後のデータ(CTR、エンゲージメント率など)を見ながら、最適なバランスを見つけるための調整が必要です。

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