乗り換え(リプレイス)を検討するべき?タイミングは?
まずは状況別に、乗り換えを検討すべきポイントを押さえておきましょう。
状況例
- 現Web広告代理店・担当者への不満が募っている、期待値に届かない場合
- ビジネス成長のために更なる期待を求めている場合
[チェックリスト] 現Web広告代理店・担当者への不満が募っている、期待値に届かない場合
以下のチェックリストで現状の問題点を確認してみましょう。
- 現広告代理店の費用対効果が低い
- 代理店、担当者の対応が遅い
- 代理店の対応・態度が悪いと感じる
- レポートの提出がない・または不十分
- 改善施策をもらえない
- 改善アクションが無い
- 担当者が頻繁に変わる
- 期待値に届く成果が長期間見られない
- 代理店や担当者が自社の業界を十分に理解 できていない
- ミーティング開催が疎かになっている
- コンバージョンの質が悪い
- 現代理店が最新のトレンドや技術に追いついていないと感じる
長期間期待値に見合う成果が見られず、担当者や代理店との相性が悪いと感じる場合は乗り換えをすべきタイミングかもしれません。ただし、コミュニケーションが担当者や代理店との軋轢の原因である場合は、要望を伝えてみることで状況が改善する場合もあります。
[チェックリスト]ビジネス成長のために更なる期待を求めている場合
Web広告代理店自体への不満がある場合は、上記のリストもチェックした上で以下のリストを参考に状況診断してみましょう。
- 期待値に届く成果が長期間見られない・変化がない
- 現代理店の費用対効果が低い
- ミーティング開催が疎かになっている
- コンバージョンの質が悪い
- 代理店との長い付き合いから運用がいい加減になってきたと感じる
- 現代理店が最新のトレンドが技術に追いついていないと感じる
- ベンチマークとの差別化をさらに図る必要性がある
- 既存事業・新規事業の拡大に伴い、現代理店にスキル不足を感じる
上記はあくまでも、一般的に考えられる乗り換え検討の判断ポイントです。外部的要因(コロナ etc…)などにより、成果に影響が出るケースもあります。ですので、一概に広告代理店が「問題」とは言い切れないかもしれません。自社の鋭い洞察と判断が必要になります。また、リストにチェックが多かったからすぐに乗り換え!というのはオススメできません。乗り換えには納得のいく動機としっかりとした準備が肝心。まずは状況分析し、問題に潜む原因を追求してみましょう。もしかすると、自社に要因が見つかるかもしれません。
広告代理店を乗り換えるメリット・デメリットは?
そもそも、広告代理店のリプレイスにどんなメリットがあるのか、どんなリスクが伴うのか、不安に思っている方も少なくないでしょう。
こちらでは広告代理店に依頼するメリット、デメリットを紹介していますので、ぜひ乗り換え検討の判断材料として参考にしてみてください。
[メリット] 運用改善で広告成果が改善する
まず、広告代理店の乗り換えを行うと、適切な戦略方法で運用改善がなされ広告成果が上がる場合があります。その結果、ROI(投資対効果)が向上するでしょう。そのためには、前代理店との問題は何だったのか、現状マーケにどんな問題があり、どんな期待を抱くのか、自社の属する業界の実態はどんなものか、など自社の持つ情報は出来るだけ多く共有する必要があります。
Web広告代理店はあくまでもWeb広告の専門家なので、どうしても自社の業界に関する知識や経験が欠如する場合もあります。広告代理店は一緒に戦うパートナーだという意識を持ち、徹底した情報共有の上で相乗効果を狙いましょう。
[メリット]マーケティング全体を見直す機会となる
代理店によっては革新的な提案をしてくれるケースもあり、マーケティング全体を見直すきっかけになります。また、自社のマーケティング状況、将来像を具体化するに伴い、マーケティング関連の目標値、今後の事業の方向性についてさらに考える好機となるでしょう。
[メリット]コミュニケーション問題の改善でストレスが減る
乗り換えを行うことで、既存代理店とのコミュニケーション問題はゼロになり、仕事中のストレスが軽減します。また、新規のWeb広告代理店を選ぶ際には、担当者や代理店の対応や相性などをジャッジするため、今後新規の代理店とのコミュニケーションに課題が出る可能性は低いでしょう。
[デメリット]アカウントやデータが引き継げない場合は1からの再構築となる
現在の運用アカウントの移管ができない場合は、乗り換え先の代理店が今まで積み上げてきた全てを1から再構築するということになります。
移管できるとベストですが、多くの広告代理店はアカウントに関するデータの開示や譲渡を行なっていません。リプレイスされてしまう可能性が高くなるだけではなく、他社に自社独自のノウハウをまるっと公開してしまうことになり、代理店にとっては不利になるためです。
[デメリット]一時的に成果が下がる可能性もある
リプレイス直後は、成果が安定しないことがあります。一時的に成果が下がることもありますが、代理店も最適な戦略方法を模索するには時間が必要ですので、1~2ヶ月は様子を見ましょう。特にアカウントの移管ができない場合は、1からの再スタートのためにさらに時間を要します。一時的に成果が下がってしまう可能性がある、という心持ちを構えておくことが大切です。
乗り換えを決めたら!やるべき4つのこと
自社には乗り換えが必要だ!と考えたら、ワンステップずつ慎重に準備を始めましょう。
ここでは主にやるべきこと4つを紹介します。
- 現広告代理店との解約金の有無確認
- 自社のマーケ状況の分析
- 新規のWeb広告代理店選び
- 現広告代理店にアカウントやデータについて相談
1. 現広告代理店との解約金の有無確認
契約内容によっては、途中解約による解約金などのペナルティーが設けられている場合があるのでので確認しておきましょう。
2. 自社のマーケ状況の分析
候補となる代理店により良い提案をしてもらうためには、まずは自社のマーケ状況を把握しておく重要性があります。
現時点でのマーケティング課題は?ビジネス全体の将来像は?事業の方向性は?目標の指数は?など具体的に洗い出してみましょう。浮き上がった情報は、1~2枚の書類にアウトプットしておくと相談時にスムーズに話し合いができます。
3. 新規のWeb広告代理店選び
乗り換え先の新規代理店候補を比較検討します。現存する広告代理店は数が多く、候補を絞るのに多少時間はかかりますが、最終的には最低でも2~3社目安に問い合わせや資料請求をしましょう。
初めから1社に絞ることは避けてください。視野が狭まるだけで、決して得策ではありません。
4. 現広告代理店にアカウントやデータについて相談
現代理店に運用アカウントの移管が可能か相談します。もしNOと言われた場合は、可能な限り多くの詳細なデータやレポートを入手しましょう。相談中の新規代理店候補に、どんなデータや情報が必要か?など相談し、それに沿って現代理店にリクエストするとベターです。
[ 成功事例 ] CV数30% 増加!乗り換えで「無駄のない広告運用」の実践に成功したレンタルサービス会社の話。
株式会社アーラリンクは個人・法人向けの携帯電話のレンタルサービスを中心に、時代のニーズに合わせた通信サービス会社です。今回、株式会社アーラリンク様は、前代理店から株式会社 free web hope に乗り換えを行なってくださいました。
抱えていた課題
- 広告運用の成果で伸び悩んでいた
- 前広告代理店の提案数の少なさ
得られた成果
- CPA 40%改善(目標CPA7500に対し、約4500円で獲得が可能に)
- CV数 30%増加
支援領域
- 広告運用戦略の策定
- 広告運用
- サービスサイト改善
- データ分析
- Googleアナリティクス研修
乗り換え(リプレイス)成功要因
- 自社のビジネス目標達成への精通した戦略設計や現状改善について言及してくれた代理店を選択
- 提案のスピード感や運用手数料の妥当性なども鑑みた
free web hope から株式会社アーラリンク様へインタビュー
free web hopeに最終決定してくださった決め手は何でしたか?
提案内容のロジックに納得感があったんです。広告効果などの運用成果を予測するシミュレーションを出してもらいましたし、CV数最大化のためにサービスサイトの作成や改善についても言及してもらいました。また、広告運用アカウントを当社の資産と捉え、当社保有に変更してもらえたのも良かったです。アカウント変更の様々な設定もフォローしてもらい、非常に助かりました。
まとめ:正しい取捨選択がビジネスを「3歩先」へ導く鍵となる
今回は「Web広告代理店」の状況別乗り換えタイミング、メリット・デメリット、乗り換えを決めたらやるべきこと4つを紹介しました。
広告代理店の乗り換えは意外と手間がかかり、大変ですよね。しかし、乗り換えをするか否か悩んでいる間にも、競合は一歩先をリードしています。少しでも現代理店に不満や不安があるようでしたら、他社に視野を広げてみることを推奨します。
事業の更なるステップアップのために、正しい取捨選択で「無駄」を減らしていきましょう。
株式会社 free web hope はCX(顧客体験)とデータサイエンスを広告戦略に組み込み事業成長を支援する広告代理店です。
広告運用でお悩みでしたらfree web hopeにご相談ください!スピーディーに対応させていただきます。
【free web hopeの広告運用支援実績はこちらから】free web hopeが手掛けた広告運用の支援実績を大公開!
監修者:古瀬純功
free web hopeの広告運用コンサルタントとして、広告運用支援やweb解析、ダッシュボード作成を担当:Xアカウント
< 本記事で学んだこと >
- [ 状況別 ]乗り換え(リプレイス)を検討すべきタイミングとポイント
- 広告代理店乗り換えのメリットとデメリット
- 乗り換えを決めたらするべき4つのこと
- 1. 現広告代理店との解約金の有無確認
- 2. 自社のマーケ状況の分析
- 3. 新規のWeb広告代理店選び
- 4. 現広告代理店にアカウントやデータについて相談
- [ 成功事例 ] CV数30% 増加!乗り換えで「無駄のない広告運用」の実践に成功したレンタルサービス会社の話。