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【インリード広告とは?】効果やメリットデメリット、イラスト付きで紹介

    「インリード広告ってインフィードと何が違う?」「インリード広告ってそもそもなに?」という疑問をお持ちの方が本記事に辿り着いていただいたと思います。まずは結論から言いますと、インリード広告とは、ブログ記事やアプリ内を閲覧中に、文と文の間、コンテンツとコンテンツの間、表示される広告のことです。例えば、Web記事を読んでいる流れで、動画が再生されていたりしませんか?それがインリード広告です。本記事では、インリード広告の概要、メリット・デメリット、プラットフォーム、活用時の注意点などを紹介します。ぜひ最後まで読んで、参考にしていただけると幸いです。

    【意味】インリード広告とは?

    参照:Teads

    ウェブサイトを見る時、記事の間に挟まっている動画広告を見たことはありませんか?それがインリード広告です。

    インリード広告(英語では ”InRead Flow Ads” )とは、ディスプレイ広告の一種で、Webサイトやアプリ内のコンテンツとコンテンツの間に挿入される広告形式です。主にページをスクロールしている最中に自然に表示され、広告自体がコンテンツの一部として機能するため、ユーザーの目を引きやすく、視認性の高い広告フォーマットとされています。

    【あわせて覚えよう】ネイティブアドとは?

    インリード広告について知る際に、あわせて覚えておきたい用語が、「ネイティブアド」です。ネイティブアドとは、Webサイトやアプリ内の他のコンテンツと一体化した広告形式で、ユーザーに広告であることが目立たないように設計されています。インリード広告は、ネイティブアドの一種と考えられており、ユーザーの閲覧体験を阻害しない点で共通しています。

    インリード広告のメリット

    ユーザーに嫌われずに広告への興味関心を得られる

    インリード広告は、ユーザーの閲覧体験を邪魔せず、記事の流れを遮らないため、ユーザーの「また広告か…」という嫌悪感を減らすことができます。また、記事の内容と関連性の高い広告が表示されるため、ユーザーは広告を自然に受け入れてくれる可能性が高くなります。

    視認性が高く訴求しやすい

    インリード広告は、記事の中に溶け込むように表示されるため、ユーザーの目に留まりやすいです。広告が突然表示されるポップアップ形式とは異なり、ユーザー体験を損なわずにメッセージを伝えることができます。また、動画広告の場合、平面的な画面をスクロール中に、動くものが表示されると、ユーザーは「お、」と自然に目がとまります。動画広告の場合、短い時間ながらもユーザーに広告内容の印象を植え付けることができるため、訴求性が高いです。

    インリード広告のデメリット

    広告効果にバラつきがでてしまう可能性

    インリード広告は、Webページやアプリに自然に表示されるため、配信されるコンテンツやターゲティング次第で効果がバラついてしまう可能性があります。例えば、ユーザーがコンテンツに夢中になっている場合、広告に気づかないことがあり、視認性が高いにもかかわらずクリック率が低くなることもあります。また、ユーザーや媒体のターゲティングが不適切であれば、期待値に見合う広告効果を得られないこともあります。

    他の動画広告との違い

    インフィード広告

    インフィード広告は、SNSやスマートニュースアプリのフィードに挿入される広告です。インリード広告と意味が混同されがちですが、どちらもコンテンツ内で表示される点では同じです。ただし、「インフィード広告」は静止画が主で、動画を配信する場合は「インリード広告」と呼ばれる場合が多いです

    インストリーム広告

    インリード広告とインストリーム広告の違いは、「掲載場所」です。インストリーム広告は、YouTubeなどの動画プラットフォームで、動画コンテンツの前後または途中に再生される広告形式です。ほとんどの広告は強制視聴型であるため、確実にユーザーに視聴されるメリットがある一方で、ユーザーに大きなストレスを与えてしまう一面もあります。

    インバナー広告

    インバナー広告は、Webページのディスプレイ(バナー)広告枠に表示される広告のことです。インリード広告とインバナー広告との違いは、「動画が再生されるタイミング」です。インリード広告は、ユーザーがスクロールしていって初めて動画が再生されますが、インバナー広告の場合は、Webサイトに訪問した直後に再生されます。インバナー広告は、ページの上下やサイドに固定で表示される、ユーザーがスクロールしても画面上に残り続けることが一般的です。また、インリード広告がコンテンツ内に自然に溶け込むのに対し、インバナー広告はユーザーに「広告だ」と認識されやすいです。


    インリード広告のプラットフォーム

    Yahoo!ニュース

    出典:Yahoo!JAPAN

    Yahoo!JAPANの月間アクティブユーザーは8400万人まで昇り、日本国内での圧倒的なユーザーリーチを持ちます。Yahoo!ニュースに広告掲載するメリットとしては、信頼性の高いニュースメディアに広告を表示するため、広告の信頼性も向上する点です。

    【インリード広告を活用した企業事例】

    弥生は、会計ソフトや確定申告ソフトなど、スモールビジネス向けの業務支援ソフトを提供している会社です。今回、WebCMを作成し、ニュースを読んだり検索したユーザー層をターゲットとして、インリード広告やインストリーム広告を活用しました。その結果、「インボイス=弥生」というコンセプトが定着させることに成功し、指名検索数とコンバージョン率が増加させました。

    詳しくはこちらの記事をご覧ください

    参考:指名検索数とコンバージョンが増加!弥生が活用したYahoo!広告のニュース閲覧ターゲティングーMarkeZine

    インリード広告を使用する際に気をつけたいこと

    • 音声がなしでも「伝わる」動画を作る
    • ユーザーアクションの導線を作る
    • ターゲットに最適なプラットフォームを選ぶ

    音声がなしでも「伝わる」動画を作る

    インリード広告は多くの場合、音声がオフになっている環境で再生されるため、音声がなくても内容が伝わる動画を作成する必要があります。視覚的なインパクトを強調し、字幕やビジュアル要素を駆使して、ユーザーにメッセージを伝えましょう。

    ユーザーアクションの導線を作る

    インリード広告を表示するだけでなく、ユーザーに次のアクションを促す導線をしっかり作ることが重要です。例えば、広告からランディングページへの遷移をスムーズにするために、クリックボタンや誘導メッセージを明確に設定しましょう。適切なCTA(Call to Action)は、広告の効果を大幅に向上させます(例:「今すぐ購入」「今すぐ無料トライアルを申し込む!」など)

    ターゲットに最適なプラットフォームを選ぶ

    インリード広告は、配信するプラットフォームによって効果が異なるため、ターゲット層に最適なプラットフォームを選ぶことが重要です。例えば、ビジネス層をターゲットにする場合はニュース系の媒体、若年層をターゲットにする場合はSNSや動画プラットフォームを選ぶなど、ターゲットに合ったメディアを選定しましょう。SNSでも、FacebookやInstagram、X(旧Twitter)、などによってターゲット層は変わりますので、以下で確認しましょう。

    Facebook

    • 幅広い年齢層が利用しており、男女ともに30代から50代のユーザーが多い
    • 友人や家族とのコミュニケーション、イベントの情報共有、ニュースのチェック、ビジネスの宣伝などに利用される

    Instagram

    • 女性のユーザーがやや多いが、男女ともに18歳から34歳までの若年層が多く、特にミレニアル世代やZ世代に人気
    • ファッション、旅行、食べ物、アートなどの視覚的に魅力的なコンテンツ共有が盛ん

    X(旧Twitter)

    • 主に18歳から29歳の若者や、30代のビジネスパーソンに人気。男女比はほぼ均等。
    • ニュース、政治、エンターテインメント、テクノロジーに強い関心を持つユーザーが多い

    LinkedIn

    • 主に25歳から55歳までのビジネスプロフェッショナルが中心。
    • 求人情報、ビジネスネットワーキング、キャリアやビジネスに関する情報、業界ニュース、などに利用される

    最後に:広告運用でお悩みなら!free web hopeに一度ご相談ください

    株式会社free web hope はCX(顧客体験)とデータサイエンスを広告戦略に組み込み事業成長を支援する広告代理店です。

    長年の経験で積み上げた独自のフレームワークで、データサイエンスに基づく予測分析と市場調査を行い、「顕在層」だけでなく「準顕在層」にまで視野を広げ戦略的運用を提供しています。

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