LINE広告を始める方法は2つある
LINE広告を出す方法には大きく分けて「広告代理店に依頼する方法」と「自社でLINE広告アカウントを作成して運用する方法」の2つがあります。ここでは、代理店依頼と自社運用のメリット・デメリットを解説します。
【方法1】広告代理店に依頼する
LINE広告を出稿する際に、最も一般的な方法のひとつが「広告代理店に依頼する方法」です。広告代理店は、知識を持っており、出稿から運用まで一貫したサポートを提供してくれます。
広告代理店を利用するメリット
- 広告運用の専門知識と経験を持っているため、常に広告の最適化ができる
- 設定や調整、データ分析など広告運用に必要な時間と労力を省ける
- 設定時などのミスを減らすことができるので、無駄な時間と費用がかからない
弊社ではCX(顧客体験)とデータサイエンスを広告戦略に組み込み込んだ広告支援をしています。
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広告代理店を利用する際のデメリット
- 手数料(通常は広告費用の20%)や管理費が発生し、広告費用が増えてしまう
- コミュニケーションの手間が発生したり、柔軟に広告運用ができなくなってしまう可能性
- 運用のノウハウが自社に蓄積されず、長期的に見て自社のスキルアップが難しくなる
【方法2】自社でLINE広告アカウントを作成し運用する
LINE広告を出すには、自社でLINE広告アカウントを作成し、広告を運用する方法もあります。自社で直接LINEの広告管理画面を使ってキャンペーンを設定し、運用を行います。自社での運用は、代理店に依頼する方法に比べてコストが抑えられ、柔軟に広告の調整を行うことができます。
自社でLINE広告を運用する場合のメリット
- LINE広告に関する知識や経験が蓄積され、将来的には代理店に頼らず自社で運用ができるようになる
- 広告費用を節約することができる
- 自社の戦略に基づいて広告を運用できるため、リアルタイムで柔軟な調整や改善が可能
自社でLINE広告を運用する場合のデメリット
- 広告運用に関する専門知識がないと難しい
- 広告運用への時間とリソースがかかり、負担になってしまう可能性
- 必要な運用スキルや分析スキルがない場合、効果が得られるまでに時間がかかる場合がある
【LINE広告を始める】アカウント開設から配信開始までの7ステップ
ここでは、LINE広告をこれから始める方のために、7つのステップで設定方法を紹介します。アカウント開設から配信開始までわかりやすく説明していきますので、ぜひご参考ください。
- 【ステップ1】LINE広告アカウント作成
- 【ステップ2】LINE Tagの設置
- 【ステップ3】ターゲティング設定とオーディエンス作成
- 【ステップ4】LINE広告クリエイティブの作成
- 【ステップ5】LINE広告キャンペーンの作成
- 【ステップ6】広告グループ作成
- 【ステップ7】LINE広告の作成
【ステップ1】LINE広告アカウント作成
LINE広告を出稿するには、まず自社のLINE広告アカウントを作成することがマストです。LINE広告アカウントを作成するには、「LINEビジネスID」が必要です。以下で見ていきましょう。
LINEビジネスIDを発行する
LINE広告アカウントを作成するには、「LINEビジネスID」を発行しなくてはなりません。
LINEビジネスIDとは、ビジネス向けの各種サービスにアクセスするための共通IDです。ビジネスIDを使えば、LINE広告やその他のLINEビジネスツールに同じアカウントでログインできます。
LINEビジネスIDの取得方法
画像引用元:LINE広告
- LINEビジネスID登録ページにアクセス
- ページにアクセスしたら、「メールアドレスで登録」を選択
- 法人として使用しているメールアドレスを入力し、「登録用のリンクを送信」をクリック
- 入力したメールアドレスに、登録用のメールが届くので、そのリンクを使って登録手続きを進めてください。
登録したメールアドレスと、パスワードは後々必要ですので、忘れないようメモをしておきましょう。
なお、「LINEアカウントで登録」から個人のLINEアカウントで「LINEビジネスID」を取得することも可能ですが、長期的にLINE広告を運用する際には、アカウント管理に問題が生じることがあるため、法人用のメールアドレスを使用する方が安全です。
参考:LINE広告
LINE広告アカウントを作成する
ビジネスアカウントにログイン
次に、LINEビジネスIDのログイン画面に進み、先ほど登録したメールアドレスとパスワードでログインします。
- 個人のメールアドレスで登録した場合は、「LINEアカウントでログイン」オプションを選択してログイン
- 法人用のメールアドレスで登録した場合は、「ビジネスアカウント」でログイン
ログイン後、アカウントの設定を進めていきましょう。
画像引用元:LINE広告
LINEビジネスIDでのログインが成功すると、LINE広告の管理画面である「広告マネージャー」が表示されます。
次に、「広告アカウント」タブから「+新しい広告アカウントを作成」をクリックし、広告アカウント作成画面に進んでください。
画面が切り替わったら、以下の情報を順番に登録していきます。
- 請求先情報
- 広告主情報
- 商材情報
画像引用元:LINE広告
- 基本情報
画像引用元:LINE広告
入力情報に誤りがないかしっかりと確認し、問題がなければ「作成」ボタンをクリックします。作成が完了すると、LINE広告アカウントの「審査」が開始されます。なお、LINE広告アカウントの審査には通常、3〜5営業日程度がかかります。審査が完了すると、広告アカウントの運用が開始できるようになります。
アカウントが審査否認となった場合
万が一、LINE広告アカウントの審査が否認となった場合は、再度入力内容に誤りがないかを確認しましょう。以下の点をチェックリストとして参考にしてみてください。
- 広告主名の一致:広告主の正式名が、会社形態(例:「株式会社」など)も含めて正確に記載されているか、広告主ウェブサイトのURLに記載されている正式名と一致しているか確認
- ウェブサイト内の広告主詳細の記載:広告主のウェブサイト内で、代表者名や事業概要、所在地などの詳細情報が明記されているか確認
- 広告アカウントカテゴリの適合性:「広告アカウントカテゴリ」が、実際に出稿する商材やサービスに合致しているか確認
詳しくはこちらをご参考ください。
参考:広告アカウントを作成する
参考:LINE広告の広告アカウント審査 よくある4つの否認理由とアカウント作成時の注意点
クレジットカード情報の登録をする
LINE広告アカウントの支払いは、クレジットカード決済が可能です。ただし、公式ではLINE広告の管理画面をPC版Chromeの最新バージョンで操作することをオススメしています。スマートフォンからの操作では、クレジットカードの登録ができない場合があるため、支払い手続きの際はPCを使用することをお勧めします。
クレジットカード情報の登録方法
まず、「広告マネジャー」から、グループもしくは広告アカウントを開きます。画面左上の[≡]をクリックし、「設定」の「請求と支払い」をクリックします。以下の画像内のように、請求先一覧で、クレジットカードを登録したい「請求先名」をクリックしてください。
画像引用元:LINE広告
次に、画面中央右下の「支払い方法を登録」をクリックします。続いて、クレジットカードを選択して[次へ]をクリック。追加したいクレジットカードのカード番号、有効期限、セキュリティコードを入力して、完了です。
なお、本人認証サービス(3Dセキュア2.0)に対応しているクレジットカードのみ登録ができます。デビットカードなどでは、利用できないのでご注意ください。
【ステップ2】LINE Tagの設置
続いて、LINE tag の設置です。LINE tagはLINEにおける「広告タグ」のことで、LINE広告の広告配信効果を計測する役目を果たします。LINE Tagを設置することで、ユーザーの行動データを収集でき、ターゲティングの精度向上やリマーケティングが可能です。
【関連記事】
>>リマーケティング広告の効果とは?仕組みや種類、リターゲティングとの違い
LINE tag には以下の種類が存在します:
- ベースコード:ユーザーの行動を計測する全ページに設置する、効果測定の基本となるコード
- コンバージョンコード:コンバージョンを計測したいページに設置するコード
- カスタムイベントコード:それ以外の広告について測定したい場合に設置するコード
1. LINE Tagを広告管理画面から発行する
まずLINE tagを取得する必要があります。LINE広告管理画面にログインし、画面左上の[≡]をクリックし、トラッキング(LINE tag)をクリックしてください。「LINE Tagの作成」ボタンをクリックすると、タグを発行できます。
画像引用元:LINE広告
2. 自社サイトへLINE Tag設置する
LINE tagを取得できたら、表示されている各コードを、用途に応じてベースコード⋅カスタムイベントコード⋅コンバージョンコードを自社のサイトのHTMLに貼り付けます。詳しくは以下の記事をご参考ください。
【ステップ3】オーディエンスを作成する
次に、オーディエンスの作成を行います。オーディエンスとは、広告を効率よく配信するためにターゲットとなるユーザー層を設定する機能です。サイト訪問者やアプリ内でのアクションデータ、LINE公式アカウントの友だち情報、カスタマーデータを活用して、より精度の高いターゲティングができます。
広告運用において「広告を届けたい人にだけ届ける」という考え方が基本となります。そのため、ターゲティング設定やオーディエンスの作成は、広告効果に大きく影響を与える重要な要素です。適切な設定を行うことで、広告のパフォーマンスを最大化することができます。
オーディエンス作成は、以下の手順で進めることができます。
オーディエンスの作成方法
- 広告マネージャー画面の[広告アカウント]からオーディエンスを作成したい広告アカウント名を選択
- 広告マネージャー画面左上[≡]>[共通ライブラリ]>[オーディエンス]
- [+オーディエンス作成]をクリック
- 作成したいオーディエンスを選択>項目を入力し[保存]
【ステップ4】LINE広告クリエイティブの作成
続いて、LINE広告で使用するクリエイティブの作成に進みます。広告を作成する前に、事前にクリエイティブを準備しておくことをおすすめします。
LINE広告で使用できる広告クリエイティブには、以下の4つの種類があります:
広告クリエイティブの4つの種類
- 静止画
- 動画
- カルーセル
- ダイナミック
なお、入稿規定に沿っていないクリエイティブを使用すると、広告審査に通らない可能性があるため、事前にしっかりとチェックしておきましょう。
詳しいサイズや入稿規定は、以下の記事をご参考ください。
>>
広告クリエイティブの作成ポイント
広告クリエイティブは、LINE広告の成否を大きく左右する重要な部分です。以下のポイントをチェックしながらクリエイティブ作成を行いましょう。
- 視覚的に魅力的、目を引くものか
- シンプルで分かりやすい文言で、CTA(Call to Action)を使用しているか
- 動画広告を使う場合は、数秒でインパクトを与えているか
【ステップ5】LINE広告キャンペーンの作成
次に、広告キャンペーンを作成します。広告キャンペーンは、「何のために広告を出すのか」を明確にする部分です。キャンペーンの目的に応じて、最適な配信方法を選びましょう。
LINE広告における8つの広告キャンペーン
- ウェブサイトへのアクセス: ウェブサイトへのアクセスを増やしたい
- ウェブサイトコンバージョン : ウェブサイトの中でのコンバージョンを増やしたい
- アプリのインストール: アプリのインストール数を増やしたい
- アプリのエンゲージメント:インストール後のアプリのエンゲージメントイベントを増やしたい
- 友だち追加:LINE公式アカウントの友だちを増やしたい
- 動画の再生:動画の再生数を増やしたい
- 商品フィードから販売:商品の興味を示したユーザーに対し、商品の認知度を高めたり購入を促進したい
- リーチ:広告を一人でも多くの人に届けたい
LINE広告キャンペーンの作成方法
キャンペーンタブからキャンペーンの目的を選択
まず、キャンペーンタブで[+キャンペーンを作成]をクリックします。その後、広告で達成したい成果に合わせてキャンペーンの目的を1つ選びます。例えば、自社ウェブサイトの「問い合わせや資料請求」や「購入」を増やしたい場合は、「ウェブサイトコンバージョン」を選びましょう。
画像引用元:キャンペーンを作成する
必要情報を入力する
次に、基本情報を入力して、掲載期間や任意設定を行います。キャンペーン名は自由に設定できるので、自分が後でわかりやすい名前にしておきましょう。
画像引用元:キャンペーンを作成する
掲載期間については、もしクリエイティブが完成していてすぐに広告配信を開始したい場合は「今日から継続的に配信」を選択します。広告配信をまだ開始しない場合は「開始・終了日時を設定」を選び、配信開始日を指定できます。
また、任意設定となりますが、「キャンペーン上限予算」と「キャンペーン予算の最適化」を設定できます。キャンペーン予算の最適化を設定した場合、「キャンペーン入札戦略」を目的に合わせて選択し、「1日予算(キャンペーン)」に金額を入力してください。キャンペーンの予算設定方法についてはこちらを度参考ください。
参考:キャンペーンを作成する
参考:キャンペーン予算について
【ステップ6】広告グループ作成する
次に、広告グループを作成します。広告グループは、同じターゲティング条件で複数の広告をまとめて管理できるので、効率よく運用できます。LINE広告では、ターゲティング設定や入札価格、1日の予算などを設定することが可能です。
具体的には、同じターゲット層に複数の広告を配信したい場合に、広告グループを使うことで個別に広告を設定する手間が省け、効果的にキャンペーンを進めることができます。
広告グループの作成方法
1.基本情報を入力する
キャンペーン作成時に「保存して広告グループ作成へ」ボタンをクリックすると、以下の広告グループ作成画面へ遷移します。
画像引用元:広告グループを作成する
2.ターゲット設定する
「広告を誰に届けたいか」を意識し、ターゲティング設定を行います。ターゲット設定では、先ほど作成したオーディエンスを使うか、カスタムで詳細なターゲティング設定を行うことができます。
画像引用元:広告グループを作成する
3.広告の配信先の設定
LINE広告では、20種類の配信面から「広告を配信したい場所」を決めて広告配信が行えます。こちらもターゲティングの一部となっていますので、「広告を届けたい人がどこに居るか」を明確にして選択しましょう。
LINE広告における配信面と特徴についての記事はこちら
>> LINEのピラー記事リンク
画像引用元:広告グループを作成する
4.入札単価と予算の設定
最後に、入札単価と予算を設定します。入札単価は、選択した「キャンペーンの目的」に応じて設定します。例えば、ウェブサイトへのアクセスを増やしたい場合と、アプリのインストールを増やしたい場合では、入札単価の設定方法が異なるため、目的に合った単価を設定しましょう。
画像引用元:広告グループを作成する
予算については、1日あたりの予算を設定します(1円以上)。予算があまりにも低いと、広告が十分に配信されない場合があるので、ある程度の金額を設定することが重要です。予算額が適切でないと、広告配信が滞る可能性もあるため、実施するキャンペーンの規模に合わせて調整してください。
全ての入力内容を確認し、広告グループの作成は完了です。
参考:広告グループを作成する
【ステップ7】LINE広告の作成する
1.広告フォーマットを選択
最後に、実際にユーザーに配信するLINE広告を作成します。まずは、広告フォーマットを選びます。広告フォーマットは、先ほど設定した課金方法によって使用できるものと、できないものがありますので、可能なフォーマットから選択しましょう。
画像引用元:LINE広告
2.クリエイティブと必要情報の入力
事前に準備しておいた広告クリエイティブをアップロードするには、「画像を選択」をクリックして、ファイルをアップロードします。
次に、広告のタイトルとディスクリプションを設定します。タイトルは最大20文字、ディスクリプションは最大25文字まで入力できますので、簡潔で魅力的な文言を考えましょう。
その後、ユーザーに表示されるランディングページのURLを入力します。この際、計測用パラメータ(UTMパラメータなど)を付けたURLを入力すると、審査で「否認」となる場合があるため、注意が必要です。
画像引用元:LINE広告
なお、広告の配信先がWebかアプリかで、設定内容に違いがありますので、詳細についてはこちらをご確認ください。設定が完了したら、「広告を保存」をクリックして広告設定を完了します。
保存が完了すると、作成した広告は審査に回されます。審査にはおおよそ5営業日ほどかかる場合がありますので、広告を配信する予定がある場合は、余裕を持って準備することが大切です。
万が一、審査に通らなかった場合は、問題がありそうな部分を修正し、再度広告を作成して審査に出しましょう。
参考:広告を作成する
LINE広告出稿時に注意すべき3つのポイント
ここでは、LINE広告を出稿する際に、特に注意しておくべき3つのポイントを紹介します。
- LINE広告の審査基準は厳しい
- 過剰なターゲティングはしない
- 広告を掲載できないジャンルがある
1. LINE広告の審査基準は厳しい
LINE広告を出稿する際には、「広告アカウント」と「広告内容」の両方が審査されます。LINEでは、広告が自社のポリシーやガイドラインに適合しているかどうかを厳しく確認しています。そのため、広告内容によっては審査が通らない場合もありますので、事前に十分な確認が必要です。
特に初めてLINE広告を出稿する際は、以下のポイントに注意してください。
- 業種やサービスごとの注意点を理解しているか
- 「最大」「No.1」など、過度に誇張した表現や誤解を招くような内容がないか
- 許可を得ていない画像や素材を使用していないか
- 「緊急」「速報」など、視覚的に注意を引くだけを目的とした表現を使用していないか
万が一、審査に通らない場合には、修正が求められることがあります。また、最悪の場合、広告が掲載できないこともあります。なお、広告出稿後も広告に対するモニタリングは行われているので、留意しておきましょう。
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2. 過剰なターゲティングはしない
LINE広告ではターゲティング設定を細かく調整できますが、絞りすぎると広告が表示されるユーザー数が減り、効果が低下する可能性があります。逆に、ターゲティングを広げすぎると、関心のないユーザーにも広告が表示され、無駄な広告費が発生します。適切にターゲティングを行うためには、まず「広告の目的」を明確にし、次に「ターゲットとなるペルソナ」をしっかり理解することが大切です。例えば、新商品のアイクリームを販売したい場合、「アイクリームが必要な年齢層」「購入しやすい時間帯」などを絞り込むことで、ターゲットが明確になります。
画像引用元:LINE広告
LINE広告では、上記のようにオーディエンスセグメントを活用してターゲティングを設定できます。
初めのうちはターゲティングを広めに設定するのがコツです。広範囲に配信してみて、どの層が反応するのかを見極めます。その後、広告の効果が出てきたら、少しずつターゲティングを絞り込んでいきましょう。
3.広告を掲載できないジャンルがある
LINE広告には、掲載できるコンテンツに関して厳格な規定があります。特に、医薬品や健康食品に関連する広告は制限が多いので、広告を出す前にしっかりと確認しておく必要があります
なお、以下のジャンルに該当するものは、広告出稿ができません:
- 特定の宗教、および宗教団体
- ギャンブル関連(公営競技・宝くじ、スポーツ振興くじ・パチンコ等は除く)
- アダルト関連
- 連鎖販売取引
- たばこ、電子タバコ (一部当社が認めた場合を除く)
- 武器全般、毒物・劇物
- 未承認医薬品⋅医療機器等
- 情報商材
- チケット不正転売
- その他LINEが不適合と判断した業種⋅業態、商品⋅サービス
なお、医薬品や化粧品などに関する広告は、薬機法にや景品広告法に基づいて厳しく規制されています。広告表現が特に重要となり、誤解を招くような表現や過度な健康効果の主張は許可されていません。
具体的には、以下の分野に関する広告出稿時には、表現方法に十分な注意が必要です:
- 化粧品・薬用化粧品
- 食品・健康食品
- 医薬品・医療機器
- 医療機関
- 健康器具・美容関連器具
LINE広告を出稿する際には、事前にLINE広告ガイドラインを確認し、規定に違反しないように注意しましょう。詳しくはこちらで確認できます。
LINE広告審査前に確認すべき最終チェックリスト
LINE広告を審査に提出する前に、審査が問題なく通過するかどうかを確認しておきたいものです。そこで、審査に落ちる理由を避けるため、事前にチェックしておくべき項目を整理しました。(なお、このリストはすべてのチェック項目を網羅しているわけではありませんので、その点をご了承ください。)
広告アカウント審査前のチェックリスト
広告アカウントを審査に提出する前に、確実に確認しておきたいポイントを以下にまとめました。
- LINE広告を利用できない業種・サービスに該当していない(詳細は前途)
- 「広告主正式名(法人名)」の省略や誤字脱字の表記に誤りがない
- 請求先情報および基本情報に誤りがない
- 「広告主正式名」が遷移先(ランディングページ等)に表示されている企業名と一致している
- 「広告主ウェブサイトのURL」が正しくアクセスできる
- 遷移先ページに広告主正式名および詳細情報(代表者名、事業概要、所在地など)が正確に表示されている
- 広告商材と設定した「広告アカウントカテゴリー」が一致している
- LINE公式アカウントの表示名が広告主または広告となる商材と関連している
- LINE公式アカウントのプロフィール画像が広告主や広告商材と一致している
- LINE公式アカウントのID文字列に誤りがない
広告審査前のチェックリスト
広告審査前にチェックしておいた方が良いポイントは以下です。
- ユーザーが不快に感じる表現(最大級表現や不適切な言い回しなど)がない
- 法規制やLINEのクリエイティブガイドラインを遵守している
- テキスト、画像、動画、ランディングページ(LP)の関連性が保たれてい
- 自社業種やサービス特有の法律やガイドラインに従っている
- 広告アカウントのカテゴリーと広告内容が一致している
- ランディングページの内容と広告内容が一致している
- ランディングページの情報と広告アカウントの登録情報に相違がない
- ランディングページ内のリンクが正しく動作している
- 広告アカウントのカテゴリーとLPの内容に一致がある
まとめ
今回は、LINE広告を初めて出稿する方向けに、LINE広告の始め方についてご紹介しました。LINE広告は審査基準が厳格で、特に医薬品や健康食品に関連する広告には厳しい規定が設けられているため、その点には十分な注意が必要とお伝えしました。また、広告アカウントの審査と広告自体の審査を合わせて最大10営業日ほどかかる場合があるため、広告を出稿する予定日から逆算して余裕を持ったスケジュールを組むことが重要です。
弊社はCX(顧客体験)とデータサイエンスを広告戦略に組み込み事業成長を支援する広告代理店です。長年の経験で積み上げた独自のフレームワークで、データサイエンスに基づく予測分析と市場調査を行った上での、戦略的な広告運用サービスを提供しています。
広告運用でお悩みでしたらfree web hopeへ気軽にご相談ください。公式HP、左下のボタンからお問い合わせいただけます。共に成長していけるパートナーシップで、次なるビジネス成長への一歩を踏み出しましょう。