データ分析

【LPO必須】GA4でLP(ランディングページ)を分析する方法

    LPO(ランディングページ最適化)を成功させるには、ページ上でのユーザー行動の分析が非常に重要です。多種多様な分析ツールの中からどれを選べばいいのか、またデータをどのように活用させればよいかわからないなどのお悩みをお持ちの方も多いかもしれません。そこで今回は、詳細な分析データを無料で提供してくれるGA4(Googleアナリティクス4)での分析方法やLPOへの活用方法を紹介します。この記事を通して、GA4でランディングページを改善し、業績を向上させる方法を探求しましょう。

    本記事は、企業のデジタルマーケティングの戦略立案、実行支援を幅広く支援している株式会社free web hopeが解説しています。

    これまで延べ1,000社以上のランディングページ制作、運用型広告、データ構築など様々な領域で支援実績があります。

    LP制作、広告運用などにお悩みのご担当者様は、こちらからお気軽にご相談ください。

    この記事で分かること

    1. LP、LPO、GA4の概要
    2. GA4でLPを分析する方法(標準レポート、探索レポート)
    3. LookerStudioを用いてLPを分析する方法
    4. 計測した指標を用いてLPを改善するためのポイント

    LP(ランディングページ)、LPOについて

    LP(ランディングページ)とは

    ランディングページ(LP)とは、検索結果や広告のリンクをクリックしたユーザーが最初に辿り着くページを指します。

    企業が製品やサービスを宣伝し、注文や問い合わせといった具体的なアクション(コンバージョン)をユーザーに促すために設計します。

    ランディングページには「広義のランディングページ」「狭義のランディングページ」2つの意味が存在します。

    「広義のランディングページ」とはユーザーがサイトにアクセスした際に最初に訪れるページ(例えばサービス紹介や採用ページなど)で、GA4の「ランディングページ」はこちらの意味です。

    「狭義のランディングページ」は購入や問い合わせに特化した縦長のページを指します。ウェブマーケティングやLPOではこちらの意味で用いられます。

    LPO (ランディングページ オプティマイゼーション:ランディングページ最適化)とは

    LPO(ランディングページ最適化)とは、ランディングページを訪れたユーザーが注文や問い合わせなどのアクション(コンバージョン)を行う可能性を最大化するために、ランディングページの設計や改善を行う施策です。

    GA4(Googleアナリティクス4)で収集したデータを活用し、ランディングページの問題点を特定して、効果的なLPO施策を実施しましょう。

    GA4(Google アナリティクス4)について

    GA4(Googleアナリティクス4)は、Googleが提供する無料のウェブサイトアクセス解析ツールです。

    前バージョンのUA(ユニバーサルアナリティクス)にかわり、2023年にリリースされたGoogle アナリティクスの最新バージョンです。

    ランディングページを無料で効率的に分析できるツールとして、導入を強くおすすめします。

    GA4の初期設定がまだお済みでない方はこちらを参考に設定をしてください。:【初心者必見】GA4 (GOOGLE ANALYTICS 4)とは?UA(ユニバーサル アナリティクス)との違いから設定方法まで詳しく解説!

    GA4のイベントとは

    GA4ではサイトのアクセスデータの指標はイベントとして提供されます。

    これらのイベントを分析することで、ランディングページの問題点や改善策を明確にすることができます。

    以下はGA4で測定できる、LPO施策上重要なイベント例です

    • キーイベント(コンバージョン)

      コンバージョンが発生した回数。ランディングページ上でユーザーに促したい行動を指す。

    • セッション

      ユーザーのサイトへの訪問回数。

    • PV数(表示回数)

      特定のページが表示された回数。

    • エンゲージメント

      サイト内でのユーザーの操作。サイトの10秒以上の閲覧、キーイベント(コンバージョン⁾の発生、2ページ以上の閲覧をエンゲージメントとして定義。

    • セッション当たりの平均エンゲージメント時間

      1セッションの中でエンゲージメント(ユーザーによる操作)が行われた時間。例えばランディングページがスクロールされた時間など。

    • アクティブユーザー

      エンゲージメントを発生させたユーザー数。

    • 直帰率

      エンゲージメントされなかったセッションの割合。ユーザーがサイトに一定時間滞在しなかった場合や、コンバージョンを達成しなかった場合に計測。

    • 合計収益

      ランディングページからユーザーが購入・サブスクリプションを行い、発生した収益の合計。

    より詳しい定義については以下のページをご確認ください。

    キーイベント:GA4のキーイベント(CV:コンバージョン)とは?計測方法からGTMのタグ設定まで解説!|株式会社free web hope

    セッション:GA4のセッション数とは? PV数との違いから計測方法まで解説!|株式会社free web hope

    PV数(表示回数):GA4のPV数とは? セッション数との違いから計測方法まで解説!|株式会社free web hope

    エンゲージメント:【重要】GA4のエンゲージメントとは?計測・活用方法まで解説!|株式会社free web hope

    直帰率:GA4での離脱率とは?直帰率との違いや計測・改善方法も解説|株式会社free web hope

    またその中でも特に重要なキーイベントセッション、エンゲージメントについて詳しく定義を解説していきます。

    キーイベント(コンバージョン(CV))

    2024年4月、GA4上でのコンバージョンの名称が「キーイベント」に変更されました。注意してください。

    コンバージョンが発生した回数を計測します。LPO施策の上で最も重要な指標の一つです。

    コンバージョンとは、ランディングページによって促したい行動のことを指します。例えば、資料請求や商品購入などがその一例です。

    GA4では、どのユーザー行動をキーイベント(コンバージョン)として設定するか自分で決めることができます。自身のウェブサイトの目的をキーイベント(コンバージョン)として設定しましょう。

    詳しい設定方法は以下をご覧ください。:


    コンバージョンが目標に達していない場合、訴求文の変更CTAボタンの変更などといった施策を行いましょう。

    キーイベントについて詳しい解説はこちらのページをご覧ください。:GA4のキーイベント(CV:コンバージョン)とは?計測方法からGTMのタグ設定まで解説!|株式会社free web hope

    セッション

    ユーザーのページへの訪問回数を指します。

    注意する点としては、ユーザーがサイトにアクセスしてから離脱するまでの一連の操作を計測することです。

    例えば同一サイトでページA→Bに移りサイトを閉じた場合、複数のページを移動していますが、「サイトへのアクセス〜離脱」は1回なので、セッションは1にカウントされます。

    一定時間経つとセッションが再び計測されるので、ユーザーがページを開いたまま放置しているとセッションが複数回行われる場合があります。

    セッション数が目標に達していない場合は、そもそもユーザーのアクセスが得られていないことなどが原因として挙げられます。

    どのユーザーをターゲットとするか明確に定め、タイトルの変更、SNSを用いた集客などの施策を行いましょう。

    セッションに関して、レポートでの確認方法など詳しい情報はこちらを参考にしてください。:GA4のセッション数とは? PV数との違いから計測方法まで解説!|株式会社free web hope

    エンゲージメント

    サイト内でのユーザーの操作をさします

    GA4ではサイトの10秒以上の閲覧、コンバージョンの発生、2ページ以上の閲覧が発生したセッションをエンゲージメントとして定義しています。

    GA4ではこれらの定義を含むイベントを自身で「エンゲージメント」として定義し計測することができます。

    エンゲージメントに関して、レポートでの確認方法など詳しい情報はこちらを参考にしてください。:【重要】GA4のエンゲージメントとは?計測・活用方法まで解説!|株式会社free web hope

    GA4を用いてLP(ランディングページ)を分析する方法

    LPOを進める上では、どのユーザーがページを訪れ、どのような行動を取ったかを把握し、コンバージョンを増加させるための改善策を特定することが重要です。

    GA4を利用しこれらのデータを収集・分析することで、ランディングページの改善に役立てることが可能です。

    本記事では、GA4 のデモアカウントを使用し、ランディングページの分析手法について詳しく解説します。

    自身のサイトをGA4に連携し、計測を開始する方法についてはこちらを参考にしてください。:【初心者必見】GTMでGA4の設定・イベント実装方法を画像付きで解説|株式会社free web hope

    GA4標準レポートでLPの分析方法

    標準レポートとはGA4にデフォルトで表示されているレポートのことです。ここでは基本的な分析レポートを確認することができます。

    レポートのカスタマイズを行う必要がない、またはカスタマイズが簡単なので手軽にデータを確認することができます。

    一方、標準レポートでは細かいカスタマイズをすることができないので、詳しい分析をする際は後述の「探索レポート」や「Looker Studio」を活用しましょう。

    標準レポートの使用方法

    Step1:GA4にログインすると、以下の様なホーム画面が表示されます。

    Step2:ホームボタン下の「レポート」>「エンゲージメント」>「ランディングページ」をクリックします。

    Step3:必要に合わせてレポートに表示項目を増やす

    ランディングページの横の”+”を押すと、表示項目を増やすことができます。

    Googleアナリティクス公式ページを見ながら、追加したい項目を選んでレポートをカスタマイズすることができます。

    GA4探索レポートでLPの分析方法

    探索レポートは標準レポートよりもより詳細なデータを表示させたい時に使用します。

    テンプレートがいくつか用意されているので、まだ操作に慣れていないうちは用途ごとにテンプレートを選んで使うのがおすすめです。

    探索機能のテンプレート

    • 自由形式:自身でグラフの形式を指定できる。円グラフ・折れ線グラフ・散布図・棒グラフ・地図グラフを使用可能。
    • ファネルデータ探索:イベントをチェックポイントとしてイベント間の遷移率を分析する際に使用。
    • 経路データ探索:イベントの発生を樹形図で表示する。
    • セグメントの重複:作成したセグメント機能を利用し、セグメントの重なり具合をベン図で表示。
    • コホートデータ探索:再訪に関する表を作成。
    • ユーザ エクスプローラ:サイト内のユーザーの行動を追跡。
    • ユーザーのライフタイム:サイト内だけではなく再訪など様々なユーザーの行動を追跡。

    引用:探索機能とは – Google Analytics 4 ガイド (ga4.guide)

    探索レポートのセグメント、ディメンション、指標について

    探索レポートをカスタマイズする前に、「セグメント」、「ディメンション」、「指標」について解説します。

    セグメント:ユーザーを特定の条件に基づいてグループ化し比較する際に使用します。

    例えば、特定の国や年齢ごとにグループ分けすることができます。

    セグメントには「カスタムセグメント」と「セグメントテンプレート」の二種類があります。

    「カスタムセグメント」はカスタマイズすることのできるセグメント、「セグメントテンプレート」はGA4によりテンプレートとして用意されているセグメントです。


    ディメンション:データの属性を示す物で、指標と共に使用します。

    ディメンションの例としては国や地域、ページURLがあります。ディメンションを使用することで、特性ごとに数値を分類することができます。

    指標:ユーザー数、コンバージョン数などの数値を表示できます。

    探索レポートの使用方法

    今回は使用例として「どの流入元のどのランディングページが最もユーザー数、セッション、コンバージョンを獲得しているか」というレポートを作成します。


    Step1:GA4から「探索」>「空白」をクリックして、レポートの新規作成を行います。

    Step2:以下のような画面が表示されます。

    Step3:ディメンションの横の”+”マークをクリックし、「ページタイトル」と検索をかけ、選択します。選択後、インポートボタンを押します。

    「ページタイトル」の代わりに「ランディングページ+クエリ文字列」を使用する方法もあります。

    [ランディングページ+クエリ文字列]はサイトのURLが表示されるので、URLでどのランディングページか判別できる時に使用します。後の章で詳しく解説します。

    Step4:再びディメンションの横の”+”をクリックして「参照元/メディア」を追加します。

    参照元」ではユーザーがランディングページを訪れる前にいた場所が表示されます。

    参照元として代表的なものは以下があります。

    • direct:1.ユーザーがランディングページに辿り着く前にいた場所を特定できなかった場合2.ユーザーがURLを直接入力してランディングページに辿り着いた場合(例:ユーザーが履歴からランディングページにアクセスした場合)
    • google:ユーザーがランディングページに辿り着く前にgoogleを開いていた場合
    • yahoo:ユーザーがランディングページに辿り着く前にyahooを開いていた場合
    • その他(例:Nersletter_January_2024):例:News Letterからランディングページにアクセスした場合

    メディア」ではユーザーがどの媒体からランディングページに辿り着いたか知ることができます。

    メディアの代表的な例としては以下があります。

    • organic:ユーザーが検索をしてランディングページに辿り着いた時
    • referral:他のサイトにあったリンクからランディングページに辿り着いた場合
    • email:メールからランディングページに辿り着いた場合
    • (none):どのメディアからランディングページにアクセスしたのか不明な場合
    • (not set):どのメディアからアクセスしたのかデータを取得できなかった場合

    「参照元/メディア」を使用することで、ユーザーがどの流入元からランディングページにアクセスしたのか把握することができます。


    Step5:指標の横の”+”マークをクリックし、「総ユーザー数」、「セッション」、「キーイベント(コンバージョン)」の三つの項目を選択します。選択後、インポートボタンを押します。以下の画面が表示されます。

    指標についての説明は以下のページを参照してください。

    セッション数:GA4のセッション数とは? PV数との違いから計測方法まで解説!|株式会社free web hope

    キーイベント:GA4のキーイベント(CV:コンバージョン)とは?計測方法からGTMのタグ設定まで解説!|株式会社free web hope

    Step6:”行”と”値”を設定します。

    ページタイトル」と「参照元/メディア」を”行”へ追加してください。

    その後、「総ユーザー数」、「セッション」、「キーイベント(コンバージョン)」を”値”へ追加してください。

    総ユーザーとはサイトを操作したユーザー総数です。

    ここではイベントやエンゲージメント(記事を閲覧していることがわかるユーザーの操作、例えばリンククリックなど)が発生したか否かは考慮されず、すべて総ユーザー数としてカウントされます。

    例えば、ランディングページの長さを確認するために短い時間内でスクロールしただけではエンゲージメントは発生しませんが、その様なユーザーも総ユーザーとして扱われます。

    一方でエンゲージメントを発生させたユーザーは「アクティブユーザー」としてカウントされます。用途に合わせ使い分けをしましょう。

    Step7:探索レポートを作成することができました。

    今回作成したレポートでは、News Letterからランディングページに辿り着いたユーザーが最もキーイベントの回数が多いので、News Letterにもっと力を入れてみると良いということがわかります。

    他にも役立つディメンションや指標はたくさんあるので、Google公式ページ[GA4]アナリティクスのディメンションと指標から詳細を確認してカスタマイズしてみてください。

    「ランディングページ」+「クエリ文字列」とは

    ランディングページのURLは”ランディングページの基本URL”と”クエリ文字列”で構成されています。

    ランディングページの基本URLとは、複数のランディングページのURLの中でも共通しているURLの部分のことです。クエリ文字列はその後に続く文字列のことです。

    例えば"www.example.com/homepage1"というURLを持っているランディングページが存在した時に、”www.example.com”が基本URLに当たります。”/homepage1”がクエリ文字に当たります。

    ただし、ランディングページ+クエリ文字列の項目に実際に表示されるのはクエリ文字のみになります。ランディングページの基本URLも表示をさせたい時は、ディメンションに[ホスト名]を追加した後、”行”に[ホスト名]を追加してください。


    引用:https://support.google.com/analytics/answer/12931766

    ランディングページの空欄の意味は?

    レポートでは、トップページは空欄で表示されてしまいます。

    ランディングページの(not set)の意味は?

    ページのセッションが切れてしまった後に、ページビュー(サイトの閲覧)以外のなんらかのイベントが発生した回数が(not set)として表示されます。

    「ページとスクリーン」と「ランディングページ」の違いは?

    「ページとスクリーン」のレポートでは、ユーザーが訪れたウェブサイトのすべてのページに関するデータを確認することができます。

    これに対し、「ランディングページ」のレポートは、サイトを訪問した際にユーザーが最初に訪れたページのデータを集中して表示します。

    ユーザーがサイトに初めて訪れたページに関する分析を行いたい場合は「ランディングページ」のレポートを、

    最初のページだけでなく、ユーザーがその後訪れたページのデータも含めて分析したい場合は「ページとスクリーン」のレポートを選択してください。

    引用:[GA4] ページとスクリーンのレポート - パソコン - アナリティクス ヘルプ

    Looker Studioを用いてLP(ランディングページ)を分析する方法

    Looker studioとは、GA4やGSC(Googleサーチコンソール)などで取得したデータをより視覚的にわかりやすくカスタマイズできるツールです。

    今回はランディングページの流入元別に、「表示回数」と「総ユーザー数」を可視化するレポートを作成してみましょう。

    Looker Studioでの分析方法

    Step1:Looker Studioにアクセスし、「空のレポート」を選択します。

    「GA4のレポート」を選択すると、Looker Studioが用意しているテンプレートで自動的にデータを出力しレポートを作成してくれます。

    Step2:どのツールのデータをレポートに出力するか選択する画面が表示されるので、今回は「Google アナリティクス」を選択します。

    その後「アカウント」と「プロパティ」を選択し、「追加」をクリックします。

    Step3:ディメンションに「ランディングページ」を設定し、後は目的に合わせて追加します。

    今回は流入元ごとに分析したかったので、「セッションの参考元/メディア」を追加しました。

    Step4:指標に目的の指標を追加します。

    今回は「表示回数」と「総ユーザー数」を追加しました。

    Step5:右上のグラフからグラフの形式を設定します。今回は「棒付きデータ表」を選択しました。

    また「スタイル」からグラフの細かい設定をすることもできます。

    これでレポートが完成しました。

    今回は簡易的なレポートでしたが、他にも自分の分析したい指標をとても自由度の高い形式でレポートに出力することができます。ぜひ活用してみてください。

    GA4でLP(ランディングページ)を改善するための考え方

    この章では、実際に収集したGA4のデータをどのようにLPOに活用するのかについて、いくつかの考え方を紹介します。

    GA4でLPを改善するポイント①:ユーザーの意図を把握する

    GA4ではサイトの流入元・直帰率(エンゲージメントされていないセッションの割合)を分析することができます。

    ランディングページでは流入元のメッセージとランディングページのキャッチコピー・メッセージなどが一致しているかが重要です。

    これらが一致していない場合、せっかくサイトにアクセスしてくれたユーザーでもすぐにサイトを閉じてしまう可能性があります。

    GA4で流入元を分析することで、ユーザーがどのような文脈・意図でサイトに流入してきたのかを明確にし、直帰率の低下を目指しましょう。

    離脱率・直帰率についてはこちらをご覧ください。:GA4での離脱率とは?直帰率との違いや計測・改善方法も解説|株式会社free web hope

    GA4でLPを改善するポイント②:必ずキーイベント(コンバージョン)の設定を行う

    GA4を使用する前に、サイトの目的をしっかり定めておきましょう。例えば商品の購入、お問い合わせの増加などが挙げられます。

    サイトの目標が定まったらGA4上でキーイベント(コンバージョン)として定義しましょう。

    どのようにキーイベント(コンバージョン)を設定するかはこちらのページを参考にしてください:GA4のキーイベント(CV:コンバージョン)とは?計測方法からGTMのタグ設定まで解説!|株式会社free web hope

    GA4でLPを改善するポイント③:サイトの問題を特定する

    LPOにおいて最も重要な目的はコンバージョンを獲得することです。

    そのコンバージョンはコンバージョン率(CVR)×セッション数で表すことができます。コンバージョンが中々増加しない場合、そのどちらに問題があるか分析しましょう。

    例えばセッション数は表示回数クリック数などのイベントに分解することができます。

    表示回数が減少している場合…キーワードのボリュームが変化した

    クリック数が減少している場合…タイトルやディスクリプションが魅力的ではない

    などイベントによって問題が発生している原因と対策方法が異なります。

    それぞれの指標を分析することで、ランディングページのどの部分に問題があるのかを明確にし、具体的なLPO施策を計画しましょう。

    またこちらのページではCVR(コンバージョン率)を向上させるための方法を解説しております。併せて参考にしてください。:【LPO】明日からできるCVR改善施策10選|株式会社free web hope

    まとめ

    本記事ではGA4、LPOの概要とレポートでの分析方法について解説しました。GA4で取得したデータを上手に活用し、ランディングページのコンバージョン上昇につなげましょう。

    まだサイトを開設して間もない方は、ランディングページの運用に関してお悩みや不安も多いかと思われます。

    そこで、弊社ではランディングページにおける施策・運用業務を支援しております。

    「成果を挙げたいがどうすればよいのかわからない」「運用方法に不安がある」「PDCAを回す余裕がない」などのお悩みをお持ちのご担当者様は、free web hope公式HPからお気軽にご相談ください。

    また「ランディングページを作成したいのでデザイン例を参考にしたい」という方はこちらのページで弊社のランディングページ作成事例をご覧いただけます。ぜひ参考にしてみてください。



    監修者:古瀬純功

    free web hopeの広告運用コンサルタントとして、広告運用支援やweb解析、ダッシュボード作成を担当:Xアカウント

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